5月3日(水・祝日)は大まん祭一日目!
非電源ゲームの大出しを行います!
今回ご紹介するのはゲームブックの中でも一際手に入れるのが困難なタイトルとして知られるゲームブック「ラプラスの魔」です。
この「ラプラスの魔」は元はホラーゲームとして世に出たもので、小説版では作家の山本弘によってクトゥルフ神話要素を含めて、ゴーストハンターシリーズの作品として再構築されています。
小説版はゴーストハンターシリーズがTRPGやボードゲームなどジャンルを多岐に渡って広がっていったこともあって何回も再販されているタイトルになっています。
ゲームブック版もその小説版を基にしておりクトゥルフ要素を取り入れたホラー系のゲームブックとなっています。
原作・監修の安田均によるホラーな雰囲気たっぷりの文章は他のゲームブックと比べても文章量、情報量が多くホラー作品、クトゥルフ関連作品としてみても非常にクオリティの高いものとなっています。
また挿絵も後のゴーストハンターシリーズとはまったく異なった系統の絵柄、キャラクターながら、神話・幻想系の挿絵で知られる亜蘭善久によるリアルタッチのイラストでこれまた雰囲気を高めてくれます。
残念ながら、発行数が少ないこととシステム面での不備が多いことでも有名なタイトルですが、それが一層このタイトルの幻想的存在に高めている面も否定できないでしょう。
カバーのないタイトルながら、イタミも少なく、巻末の切り取り部分も未使用の状態でご用意できました。
是非今回の機会にあなたのコレクションの一つに如何でしょうか?
担当 黒田