'91〜'92に話の特集に連載された一話完結の連作集。 その単行本。作者は'86デビューの女性漫画家齋藤なずな先生です。 渋い表紙に触発されて中身を読んでみると期待は裏切られず、自分の好きな生活エッセイ風私漫画だったので今回紹介に至りました。 この漫画に出て来る主人公たちはギラギラと真昼の太陽のような青春の時期は過ぎ去り、人生が夕暮れにさしかかったかんじ(と、いったら失礼でしょうか)。 ですが暗い感じはそんなにありません。 登場人物たちはあきらめたような達観したようなキャラクターで日々悠々では決してないのですが、何だか心地良い雰囲気です。 山田紫、近藤ようこに似ていて末永史だったら後期の「えっせんすおぶらいふ」以降の作品に近い。 良質のプログラムピクチャー、味わい深い短編小説といった内容。 こちらの商品は3月1日の開店より本店2のショーケースに出しますので興味をお持ちのかたは是非。
(担当 南)
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