今回紹介するのは雑誌付録版「フォウ・ストーリー 機動戦士Zガンダム そして、戦士に… 」です。
現在では小説として販売されており入手も簡単ですが2001年までは入手が難しい物でした。現在でいう0080の小説と同じかんじです。
ということで自分は中学生のころからアニメのキャスト表を作るのが好きで当時ビデオもなかったので、カセットテープに録音して聞いていました。
そしてカセットインデックスにキャスト表を書いていました。
それが今の知識の積み重ねのはじめです。
その後、ビデオが導入されるとひたすら見て、当時のアニメのEDテロップはうそっぱちだらけで、
いない人がかいてあったり、また出ている人の名前がなかったりダブルキャスト、トリプルキャストなども聞き分けて、キャスト表を作っていました。
当然キャラクター名もフルネームです。やっぱりフルネームはいいです。
「フォウ・ストーリー 機動戦士Zガンダム そして、戦士に… 」 には「ジル・ラトキエ」というキャラが出てきます。
「ジル・ラトキエ(C.V松岡洋子さん)」と聞いてわかりましたか?
そうスパイ107号「ミハル・ラトキエ(C.V間嶋里美さん)」の弟です。妹はミリー・ラトキエ(C.V井上瑤さん)です。
ミハル「姉ちゃん、仕事に行ってくる。今度はちょっと長くなるかもしれないけど、いいね?お金は少しずつ使うんだよ。置き場所は誰にも教えちゃいけないよ」
ジル 「うん、わかってるって」
ミハル「…この仕事が終わったら戦争のない所に行こうな、三人で」「辛抱すんだよ、二人は強いんだからね」
ジル 「うん、大丈夫」
ミリー 「姉ちゃん、姉ちゃん、母ちゃんの匂いがする」
ミハル 「…思い出させちゃたかね」
ミハルとジルたちの最後の別れのシーンのせりふです。
そしてこの小説に登場し、ミリーは誘拐されて行方不明。
ジルはムラサメ研に拾われ強化人間の被験者(被験者番号005)となる。
そしてフォウをかばいかわりに実験し、実験中になくなるという実にひどいお話。というころもあり、嫌いな人がいるもの事実です。
「…この仕事が終わったら戦争のない所に行こうな、三人で」というせりふが実に心苦しいです。
「機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー カイ・シデンのレポートではカイは合えなかったという話で進めています。
DATに出てきますがフォウ・ストーリーにもナミカー・コーネル(C.V入江雅子さん)やナミカーの下につきたくなくムラサメ研究所をやめオーガスタ研究所にいき、
最終的にアクシズに行ったローレン・ナカモト(C.V屋良有作)など出てきます。
ローレン・ナカモトの移動に関しては実に好きでガンダムMk-Vとドーベン・ウルフの話に繋がっていきます。
ザイドストーリーでメインキャラがいなくても楽しめるというのがガンダムの魅力のひとつだったりすると思います。
それが「DAT」であり「フォウ・ストーリー」なんでしょう。
ご興味ある方は是非まんだらけ中野店までお越しください。
場所は本店II外周ショーケースに出します。
(担当 平嶋)
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