石井隆 946年宮城県仙台市出身。 早稲田大学商学部卒業。 早大在学中にアルバイトで日活末期の撮影現場で監督助手を体験。直後に結婚。 生活のため実話系雑誌の雑文書きのアルバイト中、埋め草として初めて描いた劇画に注文が舞い込み、いつしか生活の糧に。 3年後『ヤングコミック』誌に引き抜かれ、表舞台に立ち、『天使のはらわた』(ヤングコミック'77年)で一躍人気作家となる。 '78年『天使のはらわた』が映画化され、2作目に脚本家としてデビュー。 '88年『天使のはらわた・赤い眩暈』で少年の頃からの夢だった監督デビューを果たす。 以降、『死んでもいい』『ヌードの夜』『GONIN』など、国内外の映画祭で受賞。 '97年3月、制作プロダクション(有)ファム・ファタルを設立。 『黒の天使Vol.1』『黒の天使Vol.2』を制作。 |
黒の天使I B6判全3巻で20年前に少年画報社から発行された内容を上下2巻に加筆、再編集。 シャープでエロティクな描線。打たれても打たれても這い上がろうとした女の人生を映した劇画は70年代後半、漫画界に衝撃を与えた。 巻末のインタビューは氏の真摯な姿勢がうかがえる。 1998年8月発行 A5判288ページ 本体1,300円+税 |
黒の天使II 裏社会で孤高に生きる女たちの葛藤を描き、セックス、愛が画上を華麗に舞う。 女ヒットマンを主人公にした映画「黒の天使」「黒の天使・」はそれぞれ、葉月里緒菜、天海祐希が主役をつと好評に。 1998年8月発行 A5判288ページ 本体1,300円+税 |
曼珠沙華 静寂と極北と暗黒の深淵のはざまで、鬼才・石井隆のロマネスクが開花する。 それは、憎悪の祈祷かそれとも病める理性の錯乱か。鮮血のラブストーリー単行本未収録作品全4編。 1998年9月発行 A5判256ページ 本体1,300円+税 |
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