まんだらけ名古屋店 6F 問本日のゲストはトラック運転手の岡田さんでーす！

「ヘドロ」「青ミドロ」「公害病」「ゴキブリ」と続いた公害路線、次なる題材は「夢の島」に代表される「ゴミ」！
高度経済成長が終焉し、負の側面が浮き彫りになった昭和46年。
「宇宙猿人ゴリ」が「公害ネタ」だけで約半年続けられてしまえたことからも、当時の公害を取り巻く状況の深刻さが伺えます。
そしてその決定版といえるのが「ダストマン」！
なにせ運転手の岡田さんが「ゴミを食べつづければ無限に巨大化する怪獣」に改造される！という、恐ろしいほど辛口なストーリーですから！
実際の画面はピープロ独特の「掘り下げすぎない作風」で陰湿な印象は避けられていますが、大人の目で見るとそれがまた深刻さを倍増させる結果になっている感があります。
そして、そんな超ヘビーな怪獣でさえ商品化されてしまう辺りが当時に怪獣ブームの凄まじさ！
マスダヤの手によるスタンダードソフビは、着ぐるみの複雑なラインもきれいに整理され、さながら車だん吉を思わせる可愛い姿に仕上がっています。
ダストマンが岡田さんに無事戻れてから34年。
ゴミ分別の見張り番に如何でしょう!?

マスダヤ・ダストマン￥21000(税込)
塗装傷み・右耳気泡有り。

※掲載している商品は売り切れる場合もございます。ご了承ください。

（担当佐光）