先日、中野店某店長より一本のビデオテープを借りました。 冒頭に現れたのは獲物をたいらげ、雄たけびをあげる“月狼”の姿でした。 その名は佐藤ルミナ。 収録されていたのは昨年12月14日に行われたプロ修斗恒例の年末大会でした。 第3試合に登場した佐藤ルミナは2ラウンド、獲物=戸井田カツヤをよもやの右フックで一発KOし、 倒れたトイカツになおもパンチを見舞おうとしてレフェリーに制止されるという、クールなルミナには珍しいシーン。 しかし、それはミルコ・クロコップのような冷徹さではなく、それまで溜め込んでいた何かが一気に爆発したような、明らかな“暴走”でした。 思えば宇野薫とのタイトル戦に連敗してからのルミナはそれまで放ち続けていた光が嘘のようになりをひそめ(少なくともファン側から見れば)、 その後現在PRIDE武士道にて大ブレイクの五味隆典にまで敗北を喫するとマスコミに『カリスマは死んだ』とまで言われる始末。 しかし、最近のインタビューでも本人が語っているようにルミナはずっとルミナのままだし、むしろ年齢を重ねるごとにきちんと成長を遂げているのだ。 修斗である程度実績をあげて、次々と他団体へ流出していくかつての仲間達。 さらには続々と頭角を現し始めた若手。 めまぐるしく変動する周囲をよそに『ディス・イズ・マイスタイル、ディス・イズ・シュート!!』(かつてルミナがハワイでの試合後マイクで叫んだ名言)を貫き通すルミナは選手生活10周年を迎えた。 「まだまだやりたいことはある。夢はでっかいんで。」 環太平洋ライト級王座決定トーナメント準決勝戦として行われた先述の試合に勝利したルミナ。まだまだ世界への第一歩に過ぎませんが、いよいよ初の戴冠へ“夢”は広がるばかり。ぜひともその瞬間を見届けたいものです。 と、いうわけで今日のお品出し。 佐藤ルミナが大フィーチャリングの修斗のムック本『修斗2000SUMMER 佐藤ルミナ100%』。¥2,625 佐藤ルミナ直筆サイン入り。おまけとしてサイン入りトレカも付けちゃいます。 ルミナの当時の全戦績、インタビュー、ルミナ流トレーニング、はてはプライベートに至るまで余すところなくルミナの様々な姿が見られます。その他マッハ、宇野薫などの選手も登場します。 ちなみにこの本毎年出版され続けるのかと思いきや、翌年の桜井“マッハ”速人特集を最後に見かけなくなってしまいました。それだけ今の修斗には突出したスター選手がいない、ということなのでしょうか・・・。また出してくれぇ!! それにメディコムトイによるルミナフィギュア『ルミナボーグ』『RUMINA SATO FILAバージョン』も出します(各¥15,750)。どちらも入手困難のレア物です。 特にFILAバージョンの金髪姿は後楽園ホールで試合開始なんと!!6秒で一本勝ち(しかも出会い頭などではなく)という離れ業をやってのけた頃を想起させ、なかなかテンション上がります。 これらは全て中野本店 II ・格闘技ショーケースコーナーにて出しております。 佐藤ルミナと聞いて一般的には「ああ、女優F・Nと写真スッパ抜かれたひと?」とか「ああ、デカ○タCのコマーシャルで変な転校生役やってたヒト?」果てには「ああ、あの江頭2:50の相方(コンタキンテ)にスパーリングで一本取られたヒト?」などのイメージが浮かんだ方もいらっしゃるでしょうが、そんなCOCO一番でずっこけるのもルミナの脆さ、そして魅力なのです。 やっぱりルミナってカッコイイ!!
(担当 清水)
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