まんだらけ札幌店男という字、それは田の力!

梶原一騎と川崎のぼるのゴールデンコンビがおくる「男の条件」この漫画の見どころは、漫画家を目指す主人公が、様々な顔も中身も濃いキャラクターたちとシノギを削り、一生懸命生きていく姿や、ライバルが花形満や星クンにそっくりで、「巨人の星の9巻と間違って手にしてしまったよ」と思わせてくれたり等、たった上・下巻の中に見どころ満載です。
それよりも、この漫画のキーマン無冠の帝王!?の男谷先生が男共に語る言葉が最も肝要です。
その言葉とは「男という字を分析すると田の力!すなわち泥まみれになって田をおこし、苗を植え、いつくしみ育てる力こそ男!」男谷先生は決して農業に従事しなさいと、おっしゃている訳ではなく、「雨にも負けず風にもめげず、田を耕し苗を植え、天下万民の為米作りに打ち込む姿、その不屈の力・忍耐、この心構えを持つ者こそ男だ!!」と師はのたまわっているのです。
ズッシリ重い、こんな言葉を平気な顔して吐けるそんな人間に私はなりたひ。
とある漫画では、薄暗い廊下!?にて剣山の上に器用に座した、とある先輩が後輩たちに向かって言いました。
「男とはなんぞや!」その問いかけに、一人の後輩が体を使って返答しました。
「男とはこういうコトじゃー!!」と、その先輩の顔面に、新日プロの蝶野正洋ばりのド派手なヤ○ザキック（TV解説時にはマイルドにケンカキック）をお見舞いし、その返答を微動だにせず受けきった先輩が、鼻血を流しながら言い放った言葉は「まあまあだ。正解としておいてやる」・・・
なんのこっちゃ。もし私も先輩からそう問われたら、クイック・キック・リーばりのサマーソルトキックをお見舞いします。
と意味もなく長くなりましたが「男の条件」探されている方は是非、札幌店へ!!

男の条件全2冊セット上巻ヤケ・シミ有なので￥10,500

（担当おおい）