7月最初にこのような素晴らしい作品を世に出す事が出来、たいへん幸せに思います。 今現在アクションにて「新・幸せの時間」が連載中で、内容的には90年代TBSのドラマで「想い出にかわるまで」という、妹(松下由紀)が姉(今井美樹)の婚約者(石田純一)を横取りして、また婚約者の男も妹と結婚してしまうというドロドロした素晴らしい作品を髣髴させる内容になりそうで楽しみなのですが、そもそも国友氏の最近の作品のテーマの根底にあるのは「幸せの時間」に原点があるのではないでしょうか。 「幸せの時間」も、始まりは一般的に言う家族の幸せからスタートしていくのですが、話が進展していく中で、信頼から裏切、希望から絶望、不倫、W不倫、愛人、レイプ、家出、不正取引、ストーキング、想像妊娠、殺人など想像しただけでゾクゾクするキーワードが山ほど満載になっていきます。 後半になればなるほどドキッ!サブッ!!となるような展開が待っており堪りません。 昔ある人が「愛欲とは愛が欲しいと書くんだ!!」と、のたもうておった記憶がありますが、愛憎・愛欲に溺れ、幸せという一つの抽象的な観念に振り回される人間の脆さ・儚さを垣間見る事ができるでしょうか。 私の駄文では、本作品の素晴らしさを表現し得るは限界でありますので、私の絶対的にお薦めする本作品を、是非自分の考えの中で一冊一冊消化して読破していただきたく思うて、締めくくりとさせて頂きます。 ※掲載商品は売り切れとなる場合がございます。ご了承ください。
(担当 大村)
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