芸能界をちょこっと覗いてみませんか？

ついつい買ってしまう、新作ゲームや新刊コミック・・・。
気付けば、部屋の隅に山を作っていたりしませんか？
やってないゲームや読んでないコミックたちがあると分かっているのに、ジャケットに惹かれたら我慢できずに買ってしまう・・・。
我慢しても、結局家に帰ってまで気になってしまうあたりがダメダメです。
でも、そんな風に気になってしまうコミックってありますよね？
というわけで、今回は槇村さとるさんの「BELIEVE」をご紹介します。

敏腕マネージャー・山口依子。
15年間必死に育ててきたタレント・仁村東洋の移籍問題に揺れる最中、とある出版社の接待で行ったキャバクラでルカとと出会う。
何故か、ルカを見た瞬間、海が目の前に広がった気がしたのだ。
地味な子だけど、身体の線はすごくキレイ・・・そして頭がいい。
男の人を落ちつかせる・・・そんな子だった。
そんなルカが罠にはまって襲われかけたところを山口が助ける。
しかし、そこに東洋の契約打ち切り通告が事務所に届いたと連絡が入る・・・。
結局ルカはお礼も言えぬまま、山口と別れてしまう。

翌日、所属タレントがおたふく風邪で急に番組に出演できなくなる。
なんとか代役を立てようとする山口だが、みな自分の仕事で出られない。
そんなとき、ふとルカを思い出し、なんとか番組に出てくれるようお願いする。
「一度だけなら・・・」となんとかルカは番組への出演を承諾してくれた。

数日後、インターネットの検索ベストテンの10位になんとルカの名前が入っていた。深夜のしかも視聴率2％台の番組に少し出ただけのルカがだ！
それをきっかけに、山口はルカをスカウトすることを決意。
代役のお礼でカツ丼を食べに行った先で、東洋移籍後初の映画で東洋の妹役をやらないか、とルカを芸能界へスカウトする。
しかし、ルカは芸能界に興味がなく、山口の話を右から左へと流しながら聞いていた。結局、きちんとした答えは得られなかった・・・。

しかし、移籍&映画の記者会見当日、ルカは会見場へとやってきた。
「お金が必要なんです。1年私をやとってください。芸能界はわからないけど、山口さんなら信用できるから・・・」との言葉を持って・・・。
そこから、いよいよルカと山口の仕事がスタートした。

でも、ルカは純情そうに見えて、はっきりものは言うし、売り出し戦略も山口と意見が逆だったり・・・。
しかも、どうやらまだルカには隠していることがあるみたいで・・・。

どこを見てるかわからないような、何を考えてるのかわからないような、本当に不思議な感じのするルカと男顔負けにバシバシ仕事をこなしていく山口女史。
この2人がおりなしていく芸能界の物語・・・。
もう読んでいると、続きが気になって仕方ありません！！
ルカを心配したり、ハラハラしたりする山口女史はちょっとお母さんっぽく見えます(笑)また、ルカの出生がだんだん明らかになっていくところも、目が離せません。
是非、手にとってみてください！！

（担当 坪井）