まんだらけ福岡店 4F 言わば「原辰徳の代打！？」　スタンダード・アクロバンチ

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ヒットがブームに変わる時、それは多くの他業種の参入を促し、活性化と粗製濫造による短期間でのブームの終焉を招く事になります。

空前のガンダムブームだった80年代前半、唯一のロボットアニメ番外地だった日本テレビと「バルディオス」の国際映画社、そして「ポプラ＆アオシマ連合」という凄まじいコラボレで誕生したのが「魔境伝説アクロバンチ」でした。

当時はそれなりの好待遇が用意されなんと水曜午後7時枠という大抜擢！
しかし、哀しからずや日本テレビ。水曜7時といえば,当然ドル箱「巨人戦」！
まだ後楽園球場の時代とは言え、そう試合中止が有るはずも無く哀れ雨傘番組と化し、気が付いた時は既に最終回を迎えていたのでした・・。

それでも内容が良ければ、再放送や劇場版・・！
という道も残っていたでしょうが既に忘れ去られた存在と化している事実が全てを物語ってしまっています・・・・。
そんな「アクロバンチ」、ガンプラブームの影響で「兎に角スジ掘！」という悪癖が蔓延していた時期のため設定には不必要なまでに線が増やされています。

しかしそれを硬質の亜鉛合金で再現するのは至難の技！
それが小型のスタンダードサイズとなれば尚更です。
そんな開発スタッフの悪戦苦闘ぶりがそこかしこに見える「合金アクロバンチ（ＳＴ）」、入荷しました！

番組その物はもちろん、裏番組だった「Ｄｒスランプ」や当時4番の原辰徳、流れで観ていた「わくわく動物ランド」など、当時の空気を思い出させてくれる一品です。