つい最近、一日の2/3惰眠をむさぼりました。 ・・・嗚呼!堕落!堕落です!! こうやって人間は、取り返しの付かない所まで行ってしまうのか?! おーい、戻ってこーい!! このままでは、見習っちゃいけない人間BEST上位にランキングされてしまうわ!! (大騒ぎ) さ、それはさておき。 行ってみましょう! 今回のご紹介コミックスはこちら!! 小学館 フラワーコミックスより 朱間ひとみ先生の 「恋枕」 ”夏は夜 月のころはさらなり” 「あ〜コレ知ってる”枕草子”の”清少納言”でしょ?」 「違う!”清少納言”が書いた”枕草子”だよ、歩。」 大学教授の父の書斎で見つけた”枕草子”を見て、突っ込みをくらう、歩(あゆ み)・22歳・OL。 話し出すと止まらない父。 娘が自分の本に目をとめてくれた事が嬉しかったのか、”枕草子”についてペラ ペラと話し出す。 左の耳から入り、右の耳から抜けていくそんな感じに、話を聞かず、ふと机の上 を見てみると、白い布の上にそっと乗せられた・・・・枯れ木?のような、小さ な切れ端がある。 「・・・・・・?」 手に取ろうとした時、歩の携帯が鳴る。 「もしもし歩です♪え?今から?ううん、いいよ。全然暇だし♪」 彼氏からの電話。 急いで、身支度を始める。 お財布とケータイと・・・・・ 慌てて、バッグに放り込む。 しかし、歩はここであの”何だろう?”と疑問に思っていた枯れ木?も気付かず 一緒に入れてしまう。 「ごめん、ちょっと出かけるねお父さん!」 「おうおう行って来い。歩!今度はフラれるなよ!」 ガッツポーズのお父さん。 「一言多い!!(怒)」 そう、お父さんが心配するのも無理ないのだ。 なぜなら、歩は恋愛運だけが異常に低い! 付き合ってはフラレ、付き合ってはフラレ。 しかし、今度は違う! 今の彼とはラブラブ一直線!! ・・・・・のはずだった!! いきなりの彼の呼び出しは、別れ話だったのだ。 「・・・・・・・・・・ひっく・・・・・ひっく・・・(泣)」 家に帰り、落ち込みヤケ酒中の歩。 そこで父登場。 「どうした?またフラレたのか?!今回最短記録じゃないか?!」 「うるさーい!!一人にして!!」 近くにあった物を手に取り投げつけ、父を部屋から追い出す。 もうヤダ! いつも頑張ってるのにフラレてばっかり!! 私の何処が悪いのよ?! きっと私一生まともな恋愛出来ないんだわ! ずーっとフラレ人生なのよ! こんな世界いたくない! どこか別の世界に行きたいよー!! と、歩はそのまま夢の中へ・・・・。 その時、歩のバッグからコロンっと転がり出たのは、出かける前に気付かず入れ てしまった枯れ木?のようなもの。 実はコレ、香木といって素敵な香りのするものなのですが。 歩がどこか別の世界へ!”と思った瞬間、強い香りを放った!! 目が覚めると、自分は素っ裸。 そして隣には、見知らぬ男!! 「キャー痴漢よぉぉぉ!!」 叫んで、男を追い出す。 「まぁなんという・・・」 「あのように大きな声を出さずともよいでしょうに・・・・」 「よほどお疲れなのでしょう?夕べは・・・・ねぇ?」 「まぁ、いやね・・・」 薄いカーテンのようなものの向こうからクスクスと笑う声が聞こえ、腹が立ち勢 い良くカーテンを開ける! 「?!」 固まる歩。 何故なら、目の前にいる女たちが着ていたものはいわゆる十二単という着物!! 髪も長く、仕草も女性らしく気品がある。 シャッ!! カーテンを再度閉め、混乱する。 「これ、ドッキリよね??」 ・・・夢だわ!夢に決まってる!! ワタワタしていると、何かを踏んで転んでしまう。 それは、父の書斎で見たあの香木だった。 転がった香木を拾った女は言う。 「これは、私の香。失くしたと思っていたのに・・・・」 「まぁ?清少納言様の?」 「うそ?清少納言って・・・・・」 香木から視線を歩に切り替えて女は口を開く。 「ええ。私が清少納言よ。私を呼び捨てとは、礼儀をしらない人ね。」 うそー!!清少納言?! どうやらタイムスリップしちゃった歩! しかも、来たり戻ったりが自分でコントロール出来ない!! 慌てる歩は・・・・・・?! 何も分からない歩に、色々教えてくれる清少納言がとってもいいお姉様♪
(担当 仲野)
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お問い合わせ (営業時間:12:00〜20:00)
まんだらけ 小倉店(詳しい店舗地図はこちら)
〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるシティー 4F
TEL 093-512-1777 / e-mail kokura@mandarake.co.jp
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