クリアの兆しが見え始めたゲームをしていると、なんだか切ない気持ちになるこずえ嬢です。RPGモノを今ガンガンPLAYしている訳ですが。 「○○のいる領域に乗り込むぞ!!」 「気合入れていくぜ!!」 ・・・・・嗚呼、この長く楽しい旅も終わるのか。 まだ、終わってもないのに胸が締め付けられる想いです。 おそらく、ラスボス戦は何度か瀕死になるのだろうな。 んで、蘇生が間に合わなくて、リセット・・・。 ・・・・・・切ない!!と言うか、情けないよ、私。(涙) 無傷で勝ってみせろ!!(言い聞かせ) さて、そんなくだらないゲーム話は置いといて! 行ってみましょう。 今回ご紹介する商品はこちら!! 角川書店 ASUKAコミックスより 星野和夏子先生の 「ヴァーチャルビースト」 はい。 タイトルに”倉科先生”を出したのは、実は、星野先生=志野先生(ビブロスよ りBE-BOYコミックス 倉科先生の受難を出版)だからなんですね〜♪ ――混沌の 闇に覆われた 世界において・・・・・・ 「ああぁぁぁぁ〜あかん!!もー書けん!やっぱうちには才能ないんやぁぁぁぁ!!」 朝っぱらから響くのは、〆切間近母の声。 「おかん・・・・えーかげん そんな因果な仕事やめたらええやん・・・」 コンロの前で、器用にフライパンを扱いながら、母親に呆れた声で仕事を辞める 事を勧めるのは、息子の大城竜樹(おおしろ・りゅうじゅ)・17歳。 「なんやてぇぇぇ?!もっぺん言うてみぃぃぃぃ!!」 フラストレーションMAXの母にロックオンされた竜樹は、そのままプロレス技 に持ち込まれてしまう。 そんな時、幼馴染が訪ねて来た。 彼は、黒川祇心(くろかわ・ぎしん)・17歳。 お世辞にも、あまり明るいとは言えない。何か、常に影を帯びていた。 「あがってけって、祇心!」 「いや義妹が熱出してさ・・・・もう、帰んないと」 「そっか・・・尚ちゃんが・・・・」 昔は、仲の良かった二人だか、時が過ぎるにつれ、段々と祇心が他人との間・・ ・・・自分に対しても壁を作るようになった。 ・・・・・・もうあの頃みたいには、なれんのかな・・・・。 辛そうな表情で、祇心を見送る。 ********** 夜。 窓の外を眺める祇心。 近くでは、犬が吼えている。 「お兄ちゃん?どうしたの?」 「尚、明日一緒に帰ろうか?」 「いいけど、なんで?」 「別に。ただちょっと、明日の帰りは危ないかな〜って」 「お兄ちゃんそういうの当たるもんね。いいよ、私は嬉しいし♪」 パシッ!! 瞬間、祇心は何かを感じた。 「・・・・竜樹?」 翌朝。 祇心の予感は的中する。 制服姿の人間がゾロゾロと学校目指して、登校していく。 写真部の竜樹は、新聞部の三波(♀)に連れられ、朝っぱらから昨夜の”謎の出火”の現場検証をさせられていた。 「写真撮るのが仕事でしょ?写真部!!」 「そんなんソッチで撮ればええやろが!!」 ぎゃあぎゃあと二人で騒ぎつつ、そのまま校門に向かうと、祇心に会う。 まあ、同じ学校だし、会うのはおかしいことではないのだけれど。 「・・・・・よぅ、祇心」 「おはよう」 なんだか、ギクシャクな二人。 しかし、祇心はそれだけ言うとスッとすり抜けて行ってしまう。 そっけない竜樹に対して冷たい祇心に疑問を抱く三波。 「黒川くんと幼馴染なんてうらやましぃぃ!!」 何気に黒川FANの三波さん。 「幼馴染ったって、最近は全然付き合いねーよ。なんかあいつ俺のこと避けてるし。」 少しキズついたような表情で言う。 「避けてるぅ?!城っち黒川くんの事いじめたりしたんじゃないの〜?」 「んな事せんわい!!」 ・・・・・俺は、今でも友達のつもりなんだけどな・・・・ 流石に、冷たくしすぎかと竜樹たちを振り返る祇心。 だが、その目に映ったのは、竜樹と三波、二人を包む黒く渦巻く霧だった!! 嫌な予感して、竜樹に出火現場には近づかないように忠告する祇心だが・・・・ ・?! 竜樹がイイ奴なんです! 自分の力の事、自分の力を悪用しようとしている者に妹を人質にとられた事にドンドン追い込まれていく祇心を、いくら手をはねのけられようとも、”友達”という理由で一生懸命手助けをするんですよ! 見所は、少しずれているかもしれませんが、そこもこずえ嬢は見て欲しいですね!!
(担当 仲野)
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お問い合わせ (営業時間:12:00〜20:00)
まんだらけ 小倉店(詳しい店舗地図はこちら)
〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるシティー 4F
TEL 093-512-1777 / e-mail kokura@mandarake.co.jp
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