何をやってもマイナー思考のこずえ嬢です。 どハマリするのは、皆があまり目を付けてないコミックやら何やら… それは同人誌もしかり。 ハマるカップリングは、探しまくってやっと見つかる位で…(泣) 王道は行けない体質(?)みたいです。(汗) ささっ!それはさておき。 行ってみましょう。 今回ご紹介するコミックスはこちら!! 講談社 KCコミックスより 森永あい先生の 「極楽青春ホッケー部」 ―小学校は徒歩30分。 中学校は自転車で20分。 …でも駐輪場に止めてたら23分。 毎日欠かさず遅刻したおかげでトイレ掃除は激しく上達。 そして、高校は徒歩3分。 「ハナっ!!!」 母にこれだけデカイ声で起こされても起きない、強者女子高生、鈴木ハナ。 「いい加減起きなさい!!今日も遅刻するわよ!ああっまた10分前に目覚ましセットして!!!!」 半ば呆れモードでブツブツ文句を言いながら、母は何かを娘の目元に塗りたくる。 「あんたが10分で教室まで辿り着けるワケないでしょ?自分を過信するのもたいがいにしなさい!!」 「あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁ〜!!!」 娘、覚醒。 …そして、悶絶。 因みに塗りたくられたのは、メントールクリーム。 何とか起き上がり、制服に着替えて家をでる。 実は、豆腐屋の鈴木家。 車に荷物を積んでる父も心配そうな、だけど"いつものこと"と言う目でお見送り。 しばらく歩…・かずとも着いてしまう、家から約200mに位置する学校。 そのちょうど、中間地点で事件は起こる。 ―キキィィー…・ ドンっ!!!!! 一瞬、身体が浮くハナ。 そのまま、ゴロンゴロンと転がり、まるで陸上選手のスタートのような体勢で着地。 その後ろには、ぶつかってきた、いわゆるお金持ち様が乗車される黒い車。 周りの人々は驚きのあまり口も開かず、ハナを黙って見ていた。 しかし家を出てから、未だ頭が寝ているハナは、着地点でなお鼻ちょうちんを膨らませ、ぐうぐうと睡眠を貪っている。 車から、運転手が慌てて降りてくる。 「だっ…・大丈夫ですか?!ケガは?おい、キミ!!もしかして、頭…・?」 身体を揺すっても反応がないのは、決して頭を打ったとかケガをしたとかではなく、頭が寝ているから。 運転手は、勘違いをしてますます慌てだす。 すると、後部座席からもう一人が降りてくる。 「どけ。」 「泉様…」 彼が降りてきてすぐ、周りの学生達がざわざわと声を上げる。 「織田先輩だ…」 「朝からラッキー♪」 「おまえ、どこもケガしてないのか?」言って、ハナのあちこちを触りまくる。 本人は至って、確認のつもりだったんだけれど。 流石のハナも、コレには目を覚まし叫ぶ! 「チカン―――!!!!!」 突き出された拳は、彼の顔面をヒット!! 運転手は、顔を青ざめる。 「……いいストレートだ。」 彼は、何事も無かったかのように、口元から流れた血を手の甲で拭う。 「はっ…あれ?何で道路に??」 やっと完全に覚醒した、ハナ。 「クラスと名前は?」 突然、聞かれてすんなり答える。 そして、彼はハナを指差し大きな声を張り上げる。 「鈴木ハナ。放課後、グランドホッケー部の部室まで来い!!」 「嫌です。」 「なんだと?」 「だって…」 「おい、フラフラ飛び出してきたのはアンタのほうだったよな?」 「は?はぁ…・すいません」彼は、後ろを指差す。 「あの車、保険入ってないんだけど?」 ハナを跳ね飛ばした車の前頭部は、めこっと凹んで、ナンバープレートは止め具が外れてぶら下がってる状態だった!!! 「じゃあ、放課後な?」 車…しかも、金持ちが乗る車の修繕費なんて出せない!! と言う訳で、結局いう事を聞くしかない。 ―そして、放課後。 重い足取りで、向かった先は朝の彼が言った"グランドホッケー部"部室。 深いため息を付き、ドアを開けると… 「グランドホッケー部へようこそ!」 「入部おめでと〜♪」 そこには、複数の男子生徒。 クラッカーがパンパンと鳴る。 「さぁ入って入って。紹介するから!」 「え…?ちょっ…あのっ」 「みんな!新入部員の鈴木ハナだ!」 そうニコヤカに、そして勝手に部員にされてしまったハナ! お金持ち集団ホッケー部相手にやっていけるのか?! はい。 笑わない人はいないであろう、森永先生の作品です♪ "山田太郎"も"あひる"も…"僕と彼女"も面白いけれど、"ホッケー"もイイですたい!! 殿方が読んでも、楽しめると思いますよ♪
(担当 仲野)
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お問い合わせ (営業時間:12:00〜20:00)
まんだらけ 小倉店(詳しい店舗地図はこちら)
〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるシティー 4F
TEL 093-512-1777 / e-mail kokura@mandarake.co.jp
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