服が作れたらステキだなぁ〜と、常々思うんです。 工作は得意なんですが。 素材が布になると駄目みたいで。 学生時代の家庭科の成績は下から数えた方が早かったですし。 ミシンの使い方さえも、めちゃくちゃですから。 真っ直ぐ出来ないんですよ。 友人は、「あんたの性格出てんじゃない?」と。 ・・・・・・・え?性格曲がってるんですか、私。 あの時の先生に、「この子・・・大丈夫かしら?」と本気で心配されてましたよ(汗) ささっ!それはさておき。 行ってみましょう。 今回ご紹介するコミックスは、こちら!! 白泉社 HLC SILKYコミックスより 宮川匡代先生の 「Kiss and Fight」 念願の下着メーカーに就職が決まった優。 女の子、そして下着メーカー・・・・って考えたら、ランジェリー部門に配属(そういう希望出したのに!!)って思うじゃない!! なんと、優の配属場所は"メンズ・パンツ部門"!!! ―え・・・・・男の下着・・・・・・パンツですか? 嫌々ながらも、"メンズ・パンツ部門"紅一点で頑張る優。 それも、配属場所に高校時代に入っていた"バレーボール部"の元コーチがいるから。 お仕事は、専らメンズ・パンツのデザイン案を考えること。 アイディアを上げても上げても、全て元・コーチ・・・じゃなくって、早見先輩に却下されてしまう。 「中身を知らないからリアリティがないんだよ。」 ―な・・・・中身?!! 「父親のパンツくらいしか見たことないんだろ?」 ―・・・・・・・・・・。 加えて、何故か課の皆は自分に冷たい。 やっぱり、メンズ部門の紅一点って事で、只のお飾りぐらいにしか思われてないんだろうか。 女に何が出来るって思われてんのかな・・・・。 案を考えながら、社内をフラフラしていると、自分の事を話している男性社員を見かける。 聞くつもりはなかったが、自分の話なので、聞きたくなくても耳はそっちに向いてしまう。 メンズ部門のお飾りであるという事。 男女雇用機会均等法で、厚生労働省から指導が入ったら困るからしぶしぶ入れたという事。 そして・・・・・・ 「かわいい?」 「いや、ビミョー・・・」 全てを聞いてしまって、ショックを隠しきれない優はその場で立ち尽くしてしまう。 そこへ現れたのは、早見。 「こんな所にいたのか。ちょっと部署に戻って・・・・」 「戻らない・・・・」 「はぁ?!」 「いやです・・・。もう戻らない。」 「なに訳わかんない事言ってんだよ!!」 「厚生労働省にビビッて入れたんでしょ?!お飾りだけど、たいした仕事も回さないって!!!だから皆よそよそしいんでしょ?!」 自分で言ってて、自分で傷ついて。 でも、もう止まらなくて。 自分で叫んで、泣いて・・・。 「あたしなんか、本当はいらなかったんでしょ?!」 「・・・・・俺は言ったか?!」 ―・・・・・・?! 「おまえなんかいらないって・・・・俺は言ったか?!」 そう言って早見は、優の手を掴んでズンズン歩きだすが・・・・?! ********* はい。 おもしろいです!! 早見元・コーチもステキですが、後に出てくる藤沢さんがとてもとても格好いいのです。 いや、ルックスもですが、失恋した女の子の慰め方(?)というか、いいヤツなんですよ!! 働く女の子にオススメな一冊です♪。
(担当 仲野)
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〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるシティー 4F
TEL 093-512-1777 / e-mail kokura@mandarake.co.jp
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