手先がガサガサのこずえ嬢です。 潤いを下さい。潤いを。 寒い上に、ガサガサなんて。 もう、外に出たくありません。引きこもろうかしら。(知るか) さて。今回ご紹介するのは、サブタイトルにもあるように、セット本です!! しかも、中々入荷しないあのコミックス♪ 角川書店 ASUKAコミックスより 森永あい先生の「山田太郎ものがたり」セット 見た目は、見目麗しいお金持ちのお坊ちゃん。 通う学校も、お金持ち学校。 だけどっ!!だけど、実は彼、貧乏なんです!!! 学校だって、授業料・入学金免除の特待生で入ってます。 筆記用具は、2本の鉛筆の背と背を合わせて、筆箱はチョコレートの空き箱。 授業中には、破れた靴下を裁縫道具持参で補修。 お金の音には過敏に反応し、クラスメイトが落としたコインが転がれば足で思い切り踏み付けGET?!(いや、ちゃんと返します) 友人の御村くん(こちらはれっきとしたお坊ちゃま)にしてみれば、そんな光景を机に広げてるのに、周りがやれ財閥のお坊ちゃまだ、やれ一国の王子様だと騒ぎ立てるのが不思議でしょうがないのだ。 「・・・(いや、あれは貧乏だろ。)」 段々と、そんな山田くんに興味を示し、住所を見て、山田家に辿り着く。 するとそこには、(御村くんにとっては)納屋にしか見えない小さな建物がポツンと一つ。 扉が開かれ出てきたのは、各々サイズは違うが、太郎そっくりな男女の子供がジャージ姿でぞろぞろと。 手にはダンボール箱を抱えて、中身は内職の造花。 そして、扉で子供たちを見送る、母であろう女の人。 太郎の友達であると告げ、家に迎えられた御村。 ふと、周りを見回すと、壁にかけられているコートに目が留まる。 「太郎ちゃんが余った毛皮で作ってくれたの♪」 ・・・・・・なんの毛皮なんだ。 コートを抱きしめる母は襟の裏に何か金属が付いている事に気付く。 そこには、無数の500円玉が糸で縫い付けられていた。 だが、母は知らない。 それは、浪費家の母に見つからない為に隠しておいた、子供達の給食費であることを。 神様の贈り物である、そう思い込んだ母は、ウキウキと電話へ走り、御村に寿司をご馳走してしまう。 せっかく太郎が一生懸命働いて稼いだお金も、元お嬢様の母にとっては単なるお小遣い扱いで、毎回毎回ギリギリの所で使われしまうのだ。 哀れなり、山田太郎!!! とにかく笑います!! そして、勉強になります!! 山田家には、素晴らしい生活術が溢れかえって(?!)おります!! ステキな生活術・・・・・・じゃなかった、「山田太郎ものがたり」と一緒にお正月を過ごしましょ♪
(担当 仲野)
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お問い合わせ (営業時間:12:00〜20:00)
まんだらけ 小倉店(詳しい店舗地図はこちら)
〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるシティー 4F
TEL 093-512-1777 / e-mail kokura@mandarake.co.jp
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