【怪獣ブースカ】
1966年11月9日〜1967年9月27日・全47話
発明狂の少年・屯田大作が、ペットのイグアナのブースカに自作の栄養剤クロパラを与えた為、ブースカは30倍の大きさで、超能力を持った快獣に・・・。
【快獣ブースカ】は、おなかが出っぱって出べそで出っ歯で足が短いという愉快な怪獣。
しかも突然変異のプロセスの中で様々な超能力を持っている。
まず第一が【思考力】。
普通の状態では大人くらいの知能だが、ブー冠(突然変異でイグアナの背にあるギザギザが頭に集まって出来たもの)が熱せられるとブー冠から火花が散って朝永博士くらい賢くなり、逆に冷やされるとしぼんで知能指数がゼロになる。
また、言葉を話すこともできる第二の超能力が【力】。
”ブー冠”が外れなければ、ダンプカーを持ち上げたり、ビルを引きずったりすることも可能で、少しくらいなら空も飛べる!
その他、大きくなったり、小さくなったりも出来るが、これらのエネルギーはすべてブー冠の中にあるブースカニュウムから発する。
もちろん動物なので動物特有の感覚もあり、夜でも目が見えたり、鼻や耳も犬並みにきいたりする。愛すべきルックス通りに大食で、好物のラーメンなんか一度に30杯くらい平気でたいらげる♪また、ポイントとして【カメ】が大嫌い。
こんな愉快な快獣ブースカが、発明狂で奇想天外なものを発明してはいろいろなことを”やらかす”大作少年やそのグループとコンビを組んでどたばた劇を繰り広げるのがメインストーリー。
ポイントとしては、子供の描く奇想天外な夢や空想を、ギャグと特撮を駆使して、マンガ的に描いていう意欲作にして名作それが、【怪獣ブースカ】。
ジャイアント・ブースカ
メーカー:マルサン商店
成型色:茶色
サイズ:ジャイアント
価格:\189,000-
状態:口切れ込み有、右足裏汚れ
【ジャイアント・ブースカ】
激動の年、昭和41年(1966年)の年末に、特大のウルトラマン人形(1200円)と共に世に誕生したクリスマス用のギフト商品【ジャイアント・ブースカ】。
なんといっても、その現存数の稀少性がポイント高いアイテム。当時・昭和41年時の販売価格は、「1,200円」。
「1,200円」と聞いてもピンとこない方が多いと思うが、【ブースカ】の好物である”ラーメン”の価格が「50円」。
今の”ラーメン”の価格が約500円と考えると単純計算この【ブースカ】の現在の価格は、おおよそ「12,000円」。
現在もデラックスで高価なヒーローTOYを中心に続々、新発売されているが、昭和41年当時、高度経済成長期のど真ん中に当たるこの時代は、
それぞれ家庭が子供達の玩具よりもテレビ、車、洗濯機など”夢の宝”。
家庭電化製品の充実を図っていた為。この【ジャイアント・ブースカ】の様な高価な玩具は与えられなかった・・・。
さて、上記の事を頭に入れもう一度【ジャイアント・ブースカ】を見て頂きたい。
なんとも”穏やか”と”気品”に満ち溢れた金色のオーラを放っている。
また他の【ブースカ】ソフビと比較すると、スタンダードサイズよりも【ブースカ】の最大特徴である、愛らしい”ディフォルメ”が強調されていてる逸品であり、大きな玩具ならではの魅力溢れるソフビである。
ブースカ
メーカー:マルサン商店
成型色:オレンジ
サイズ:スタンダード
価格:\47,250-
状態:塗装小擦れ、本体ヤケ有
また、スタンダードサイズも入荷の他、その他、様々なサイズとアイテムをまとめて入荷。
ソフビ黎明期の“優しき怪獣”【ブースカ】。
ノスタルジーという付加価値と共に、爽やかに賑やかに登場♪
※掲載商品は5月3日(水)からの販売となります。
※通販、取置は、5月8日(月)より受付けます。予めご了承下さいませ。
(担当 榊&松田)
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