まんだらけ名古屋店 6F だが私は謝らない！コンボイ＆メガトロンはやはりDELUXEサイズで！

1984年からはじまる『TRANSFOMERS』。もう日米をはじめ、世界中に多くのファンを持つ20年以上続く人気シリーズです。
劇場版もあと三ヶ月！あと三ヶ月！
スパイダーマン3を観に行く金すら6月から順次発売されるTOYのために控えるかどうかの二者択一（買わないなどという選択肢は端から存在いたしません）を執拗に迫られている俺参上。
……ガンダム？ハッ！（鼻で笑う仕草）

同種族から派生した野心家・メガトロンと、時には彼に憧れ、そして時には彼に憎悪と正義の怒りを秘め、戦いに身を投じたオプティマス・プライム（コンボイ）との戦い。
が、いつしか共通の敵“ユニクロン”や人間、トランスフォーマーを含めた全ての生命を脅かす宇宙ペストの脅威をも退け、お互いを称え合うまでになったりする、ただの戦争を描くに留まらない作品でした。

しかしながら、
1・主役を立てる
2・悪役売れない
などの理由からか、悪側の大ボスキャラは主役よりも小さかったり販売すらされなかったりと不遇です。
G1で一番豪勢なのは日本版『超神マスターフォース』。破壊大使オーバーロード、暗黒大帝ブラックザラック、シーコンズ・キングポセイドンと大型・合体戦士が三体も！
セイバトロン側に合体戦士がジンライしかいない（グランドマキシマスは合体戦士とは言い難いので除外）ことを考えれば破格の待遇ですよデストロン。
翌年も中々好待遇ですがそれを最後に日本展開に置けるデストロンは不遇に。
その後はサイバトロンは新規でもデストロンは再販と、バブルの崩壊を暗示するかのような奈落の底へ転がり落ちる冷遇っぷり。

だがそれは日本だけではない！
日本でも海外でも変わらないものがある！
メガ様かわいそう。
海外シリーズの時点で少ないというのに日本では更にメガ様造形物少なッ！少なッ！？
何故なら
やっぱオプティマス（生・メカ共に）の方が良いようで。
メガ様（というか破壊大帝）は後々になると総司令官はデカいのに破壊大帝はやや小さめ、とか設定だけで出てこない、とかもありました。特に日本（しつこい）。

長い前振りを経て今回ご紹介するのは、まず再販、色替えリリースが見込めない唯一のオプティマス・プライマル！
ビーストマシーンズ（日本名ビーストリターンズ）の最初期版生ゴリラです。

MAXIMALS（サイバトロン）で不遇なヤツ、というとブッチギリでラットル。
TVでもキモいのに玩具ではそれを忠実に再現以上にスゴイ出来（フォロー無理）。

しかし、ある意味それ以上にどうしようもないのがこの生ゴリラ。
製作スタッフがそれまでとは一新したというのを含めても過去のどれとも似てません。
きっと世界中のTFファン全てが初見でコイツをコンボイだと思えるはずも無いくらい似せる努力の跡が無い！
最初（無印）から最後（メタルス）まで『ゴリラからゴリラに変形する』と言わしめたビーストコンボイが、本当にゴリラからネアンデルタール人に変わる
物になりました。ホモ・サピエンスになるには10th記念ビーストコンボイまで待たなあかんとはどういうことだHASBRO！（日本の獅子とか象はヒーロー体型なのにねぇ）

さて、声高に主張してまいりましたが、初期のマシーンズゴリラはイイ出来です。
似てる・似てないを別にすればスゴイッス。
劇中に合わせて後に出たヤツはある意味どうしようもありませんが、コレは今でも誉められてイイくらい。
体型、スタイル込みでもはや褒め称えられるべきである10th記念ビーストと並べてもほら見劣りしません！
……マシーンズドラゴンメガトロンが見劣りしますが。
ロボ形態にダウンサイジングのシワ寄せが来過ぎているのが致命的かと。
後にRIDラインで販売されたメガボルトメガトロンは玩具オリジナルというのが信じられないほど良い出来なのですがねぇ。

しかしながら、海外では大抵大型サイズになると電飾やサウンドギミックで高騰化＆デザイン・ボディラインに不和が生じるので、是非ともDELUXEサイズで良い商品を熱望する俺参上（またか）。

サイズに関してはまた別にネタを用意しているのでそちらに振るという事で、簡単に説明すると大体15cmくらいの大きさのものをDELUXEサイズといいます。
実際は箱・ブリスターのサイズなのですが必然的に中身もそれに伴うので大体オッケー。

サイズ・価格共に手頃なところに収まるので結果的にも名作・傑作が多いのは世の常人の常。
近年で言えばARMADA（マイクロン伝説）のSTDサイズのコンボイやENERGON（スーパーリンク）のSLグラコンでしょうか。
ハイブリットスタイルのギャラコンもいいですね。ちょいとサイズが違いますが。

実は結構数少ない『コンボイ・メガトロンのサイズがちょうど良い』トイ。
最近ではテレもちゃ・スポーツレーベルなんかで出ているので違和感お持ちの方も多いでしょうが、実は少ない！少ないのです！

ぱぱーっと言える分だけ上げると、G1初代、アクションマスター、G2ミサイルトレーラーVSタンク、ビースト無印、ビーストセカンド・ネオ、メタルス（前期・後期）、ENERGON（スーパーリンク）、CYBERTRON（ギャラクシーフォース）、10周年ビーウトウォーズ、リボルテック、ロボットマスターズ、スポーツレーベルくらいでしょうか。
24年続いているにしては少ないですな。しかもサイズが合う作品のほとんどがここ10年内のものですし。

とは言え、今回ご紹介のコイツ等はある意味貴重。
やはりライバル対決は同サイズのガチバトルが良いのです！
今は入荷無いので自腹企画でご紹介ですが、突然嵐のように入荷します。

お探しの方は是非まんだらけ名古屋店まで！

(担当タテイシ)