暮海にとって栄光の脱出はなく、地獄から脱出してもまた次の地獄が待っている・・・。 それでも振り返ることなく復讐という目的に向ってひたすらに前に突き進む。 しかし復讐とは水に文字を書くようなもの・・・。それでも復讐にとって必要な明日のため暮海は進み続ける・・・。 小池一夫作品中その小池エキスが最も濃く、随所どころかどのコマ、どのセリフからも小池を感じれる作品。 小池一夫自信が自分のキャラクターづくりの原点と語っていることからも小池作品を語る上で自他ともにはずせないマストアイテム。 連載誌の変遷 1973年1月号〜8月号 「週間現代」 1973年10月号〜1974年1月号 「劇画ゲンダイ」 1975年1号〜1976年19号 「GORO」 1979年16号〜24号 「GORO」 1984年6月号〜1985年6月号 「COMIC劇画村塾」 このホーム社漫画文庫版ではCOMIC劇画村塾で描かれていた慟哭行の5章「殺人者の帽子」の全3話が唯一収録されている完全版となっています。 DIAのサイキックとの最期の死闘が描かれており、これを読める読めないはポイントとして大きいです。 アイウエオボーイ唯一の完全版として読むンならァこのHMB版を推奨します。 それとともにこの豪華なあとがき陣。 1巻:小池一夫。2巻:池上遼一。 3巻:原哲夫。4巻:梶研吾。5巻:井上紀良。6巻:井上昭。7巻:板垣恵介。 8巻:松久鷹人。 それぞれのあとがきを読むことで劇画史の中でのアイウエオボーイの位置とその存在の大きさを感じれるのと、 それにも増して特に暮海猛夫への墓碑銘(エピタフ)を刻んだ小池一夫のあとがきは秀逸でこれを読むだけでアイウエオボーイの大きなドラマを感じ盛り上がります。 小池あとがきを読んで1巻頭から読み始めるというのがいいかたちです。 『I・餓男』全8巻セット・・・¥2625(税込)
(担当 竹下)
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