終戦直後の東京の風景を、「FRONT」などの海外向け宣伝誌でおなじみ世界水準のグラフィック集団、東方社の流れをくむ木村伊兵衛ら文化社のスタッフが一冊の本にまとめたもの。
「FRONT」のような斬新なグラフィックはないですが、焼け跡に生きる庶民の日常を丁寧に拾い上げた作品です。 「東京・一九四五年秋」1946年 文化社 ¥52500(印あり)
「悪ふざけの俗と俗の間に聖なる空間が宿るー俗神論」
湯治場・恐山・富士登山講・山伏・伊勢神宮から浅草の素人芸人たちまでちょっと土俗的なイメージを追いかけた作品集です。 むずかしげな巻頭の俗神論を読み終わってようやく写真のページにたどり着くと村の野遊びのシーンがはじまり開放的なエロムードに楽しくなりつつ、昔歌垣とゆうのがあって云々と歴史の旅が心のなかではじまります。 「俗神」土田ヒロミ 1976年 オットーズ・ブックス ¥7350(印あり)
ふるさとをめぐる六部は気の弱りと申しますが、故郷の旅はよいものです。
こちらは鈴木理策の皇居発ふるさと熊野行きのロードムービィーのような作品集。 夜になり熊野の御燈祭がはじまりますが、お祭りに参加してるような気分になります。 「KUMANO」鈴木理策 1998年 ¥5250
愛車マーク II の写真だけではなく、鹿と女の子とか農村のKトラとかいい写真がたくさんあります。
「わからない」佐内正史 1998年 ¥12600(少イタミ)
(担当 にのみや)
|
ご注意点
掲載の情報が販売情報の場合
- 掲載商品についてのお問い合わせは(指定がある場合は上記コメント内に記しておりますのでご確認ください)開店30分後からの受付となっております。各店の開店時間は、店舗情報にてご確認ください。
- 掲載の商品は店頭でも販売するため売り切れる場合がございます。
- 商品の探求は、専用の探求フォームをご利用ください。
掲載の情報が買取情報の場合
- 掲載の買取価格は商品状態、在庫によって予告なく変動します。