まんだらけ中野店山本直樹「レッド1969～1972」700円買取継続！断固支持!! 異議なし！！そして「レッド」を棚に並べられなかったことを自己批判します

中野店で行っているいわゆる「TOP買い」はその名のとおり破格値での買取宣言です。

話題の新作なのでぜひ読んでもらいたい、そして読み終わったらまんだらけに。
そんな願いが込められています。
そしてこの本を、いまこの値段以上で買取するお店はたぶんないだろうと自負もしています。

・・・しかし・・・・。

正直に言ってしまうと、告知以後、1週間たっても買取がきませんでした。
10日目にしてやっと1冊目が。こんなことは初めてです。

部数が少ない本ではありません。マンガに強い書店では、どこでも平積みにしてあります。
さらにこの硬い内容にして予想に反して売れている気配もあります。
それでいて10日間、買取で入ってこなかった。これはなにを意味するのか。

そう、まだ手放したくない本なのです。
次の巻が出るまで、待ってみたい本なのです。
それだけの熱気と期待感が「レッド」には間違いなくあります。

だからこそ、あと1週間、「レッド」TOP買取を継続したいのです。

10月28日までです。読み終わった方。ぜひ、まんだらけにお持ちください。

余談ですが、巻末の、来年夏に発売予定の2巻の告知。

『革命、闘争、SEX。若者たちの性は加速していく－－－』

いまでいうならばサークルクラッシャーともいうべき女性たちの介在、それがために学生たちの結束が崩れ、凄惨な山岳ベースの総括を招き、やがてはあさま山荘が描かれるであろう続巻には、背筋が震えるような不思議な高揚がありますね。

この話を描いてくれたのが、山本直樹で本当に良かったと思います。

(担当岩井)