はいそんな訳で。「ジャック&ジュネシリーズ」や「宵闇眩燈草紙」の作者、八房龍之助。 電撃大王の読者にはお馴染みですね。 クトゥルー系を始めとしたオカルトネタや、西部劇っぽいと思ったらアレなものがいっぱい出てきたりと、 ふつーのマンガに飽きたひねくれてるマンガ読みの絶賛を受ける作家さんです。 ・・・まあ、それって裏を返せば普通の読者には見向きもされてない、という事 なんですけどね! いや面白いよ、八房作品! 京極好きな人とかには絶対オススメ!! ・・・んー、とは言えそれでもまだマイナー感が抜けきらないなぁ。 とか思ってたら、スパロボOG'sで、八房キャラが出てきてやんの。いやあ、驚いたし笑った笑った。 八房氏が以前にメディアワークス刊行のムック、電撃スパロボに書き下ろしたスパロボのコミック「狡兎死して走狗烹らるか?」 それが正史に組み込まれる形で、本家のゲームのスパロボOG'sにそのエピソードが出てきたんです。 ゲームでは、前後編でシナリオ2話に渡ってこのコミックの設置や展開が再現されております。 しかも、そこで出てくる八房氏デザインのガーリオン無明やヴァルシオン改・タイプCVの原画は、 作者本人の八房氏描き下ろしという凝りっぷり。もの凄い優遇ぶりです。 やった! これで八房龍之助もメジャーデビューや! とかなんとか喜んだもんです。 そんな公式認定のスパロボ作家となった八房氏ですが、過去には同人誌でスパロボイラストを発表してもいました。 という訳で。八房氏の同人誌「鳥龍戯画」の壱から参を再構成した総集編、「鳥龍戯画 お蔵出し」ですよ!! ・・・前フリの割には、この中のスパロボネタは2ページ位しかないんですけどね。 でも、「狡兎死して走狗烹らるか?」で八房氏を知って、その独特の世界に惹かれた方には、オススメの一冊です。 元々、TRPGの活動が出身の八房氏。その後のコミックの世界に続く、八房氏の原点がたっぷりと収録されています。 マニア向けと言われる電撃大王の作家陣の中でも、一際マニアックな作風の八房氏。 その魅力は、わかる人にはたまらない、まるで珍味のよう。 噛めば噛むほど味の出る八房氏の世界を、じっくりとお楽しみください。
(担当 ナカガワ)
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