まんだらけ中野店 4F 記憶鈴木清の自費出版写真集と山崎ハコの本

「課長バカ一代」「ちびまる子ちゃん」などでもリスペクトされていたのでまんがっ子にも人気があるのでしょうか？

森田童子・戸川純と並んで私のまわりのダメな人々の間ではファンが多かった女性シンガー、山崎ハコのエッセイ＆ポエム集。
モノクロ中心に写真も掲載。
かわいく撮れていますのでファンの方はどうぞ。

山崎ハコ「真夜中に太陽が見たい」講談社78年再￥4725

日本のコンポラ写真を代表する作家のひとり、鈴木清の「流れの歌」につづく二作目は「インドのコスミックな生の流れを目で確かめ、膚で感じることができた」というインド旅行を低予算のロードムービィーのように淡々と描いたモノクロ作品集。

派手な構図や決定的な一枚はないのですが、人も羊も木も石もお日様に照らし出されているだけなのになんだか神様に祝福されているように見えてくるから不思議です。私も普段からなるべく歩くときは道の日向の部分を歩くようにしています。
自費出版で出された作品ですが造本・装丁もなかなかすてき。

鈴木清「ブラーマンの光」鈴木清 SANSARA BOOKS 76年初
￥39900（カバ少イタミ）

(担当にのみや)