昨日マシスンの「アイアムレジェンド」公開でした。 たぶんネットで批評や、ストーリー解説(原作のストーリーは知ってるけど)しちゃってるだろうから、見ないようにしてます。 早く見たいです。 で、話はうって変わってみなさんは初めてお金を出して買って読んだ小説って何でしょうか? (親と一緒に行って買ってもらったんじゃなく、お小遣いで買ったもの) 自分はスティーヴン・キングの「図書館警察」でした。 中二の春くらいだったと思います。 キング作品は好きで、その前もよく読んでたので。 そこから、小説は、福島正実が携わっているSF小説に流れていくんですけど、、、 そんな中で、近所の床屋のあんちゃん(海外のバンドや小説を教えてくれたありがたい方) から、ある日PKディックを薦められました。 福島正実がけっこう翻訳してるよ、というのに一番心動かされましたけど。。 そしてその人の家で、初めて読んだのですが、非常に面白くPKディックにはまっていきました。 初めて読んだPKディック作品は、その方が「これから読め」と言って渡してきた『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』でした。ベッタベタですね。 まぁ、その頃読んでた漫画も、松本零士だったり、手塚治虫だったりベタベタ。。。 音楽はNYドールズに、ボブディラン、そしてジミヘンとベッタベタ。。。 小さい時なので許してください。。。 ディックの作品は、読後感がすこぶるいいんです。 ただ、SF的要素を詰め込むんじゃなくて、設定はSFなんだけど、根底には人間の尊厳や、命の重さ、悪しき社会の現状などなど、普段生きていると気付かないものを気付かせてくれます。 それも、ただ説教くさく思わせるんじゃなく、じわじわと。 そんなディックの初期の短編を集めたのがこの本。 フィリップ・K・ディック 顔のない博物館 北宋社/1983年12月10日発行 ¥3675 ディックの短編集はかなり出ていますが、この本は、ディックの短編集では初期に刊行されたもの。 状態も悪くなく、コレクションとして欲しい一品です。 ああディックブームに立ち会ってみたかったです。 こちらの商品は明日の12時以降から販売です。
(担当 三次)
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