まんだらけ中野店 4F 記憶さぁ、SFを読もう～ミステリ的な要素を持った光瀬龍のSF本～

光瀬龍の作品は単純にSFというわけでなくて、何かしらの要素を持っています。
今回ご紹介するのは、ミステリを読んでいるかのような興奮を覚えるSF作品。

「明日への追跡」

あらすじ
落合基のクラスに転校生がやってきた。
その転校生、竹下清治は普通の感じの男の子ように見えた。
が、ある日友人の五郎が落合に奇妙な話を始める。
それは転校生に関しての話だった。
黒い影が現れてテストを覗く。それは竹下清治ような気がする。と、やつれた顔で話す。
その翌日、落合は元気づけようとして、学校に一緒に行こうと五郎の家へと向かった。
だが、現れた彼は寝不足な顔で「休む」と言う。
それは黒い影が眠ろうとすると何度も現れ「秘密を話したから殺す」と言ってくるため、寝られなかったせいだった。
そして五郎はこうも言った。「あの影は絶対に転校生の竹下だ」と。
そしてその日、五郎は事故で突然死んでしまう。
悲しみにくれる落合だったが、そんな彼をまた友人が訪ねてくる。
そしてまた転校生の竹下が夢に出てくると相談を持ちかけられた。
今度は「秘密を知ったから殺す」と。
そしてまたその友人も事故で死んでしまう。

なぞの転校生、竹下とはいったい？
二転三転もするミステリ的SF小説です。

こちらの作品は、現在記憶の店頭に並んでいます（鶴書房SFベストセラーズ版）。

鶴書房版、また鶴書房盛光社版のSFベストセラーズは買取対象になっています。
（12月22現在）
／鶴書房盛光社版
http://www.mandarake.co.jp/information/buy/juvenile/tsuruseiko.html#sfbest
／鶴書房版
http://www.mandarake.co.jp/information/buy/juvenile/tsuru.html#sfbest
※状態や在庫数によって買取価格が変動しますのでご了承ください

(担当三次)