『おカマ白書』(山本英夫/小学館) 「新のぞき屋」「殺し屋1」そして現在スピリッツ誌にて連載中の「ホムンクルス」といえば山本英夫! 作者自身のイメージも手伝ってどれを見ても男の匂いプンプンといったイメージの強い作品ばかりですが、その中でも異彩を放っているのがこの「おカマ白書」。 フツーに女の子が好きで、常に理想の女性を追い求めているはずの青年、その名も岡間クンはひょんな事から女装に目覚め、おカマバーで働く“キャサリン”(スザンヌの母といい、やっぱりオミズ系と言えばキャサリンなのね)としての二重生活を送りながら彼女作ったりするも、挙句の果てには女装した自分の姿に恋してしまう・・・。 これはもう10年以上も前の作品ですが、その頃から比べても“ジェンダー”なんて言葉が普通に聞かれるようになり、性を取り巻く社会的な意識が急速に変化してきています。 しかしこの作品はおそらくそんな問題意識なんてものは全く度外視した楽しいコメディ!・・・であるはずなのですがやっぱりそうはいかなかったようで、単行本各巻の巻末には某有志団体による意見書のようなものが掲載されています。 この当時からお騒がせの山本センセ。 そして現在連載中の「ホムンクルス」も物語が佳境に入ってきたところで主人公の名越が伊藤に女装させてなにやらヘンな展開になっていますが、これはもしかして10年の時を経ての山本センセからのアンサー? 今回はそんな荒削りながらも山本イズムたっぷりの「おカマ白書」をなかなか揃わない全5巻セットで御奉仕! どーですか、お客さんッ!! 少年A5コミックコーナーにて。
(担当 清水)
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