私の海外ミステリ作家ベスト5を挙げるとしたら、
前にも書いた通り、ドロシー・L・セイヤーズ、ジョン・ディスクン・カー、マーガレット・ミラー、ビル・サンボン・バリンジャー、レイモンド・チャンドラー
(ここ入れ替わり激しい)ですが、この方の作品を久しぶりに読んでぐらつきました。ミステリの女王ことアガサ・クリスティ。 アガサ・クリスティの作品で一番有名なのは何かと思い、知り合い何人かに聞いてみました。 すると、「パッと作品名が出てこない」が圧倒的に多く、また「名探偵コナン、、、」という回答もありました。 若い人はミステリは読まないのかな。。。 個人的に『アガサ・クリスティ』代表作は、「アクロイド殺し」「そして誰もいなくなった」「オリエント急行の殺人」「ABC殺人事件」、そこに「ホロー荘の殺人」「ナイルに死す」「死が最後にやってくる」がくるのではないかと勝手に考えてはいますが、みなさんはいかがでしょうか? ![]() では、今回の入荷のお知らせです。 冒険家クラブ/七つの時計 アガサ・クリスティー 盛光社/ジュニア・ミステリ・ブックス 訳:福島正実、ケース・デザイン:佐藤浩二 装丁:池田拓、さし絵:新井苑子 ※函イタミ、函背、表紙スレ \3675(税込) 盛光社の函ものの小説といって最初に頭に思い浮かぶのは、記憶で強化買取している函と中身で別の顔を持つジュニア・SF・シリーズだと思いますが、今回のシリーズも同様に函と中身の印象が変る形をとっています。 表紙に空いた窓から本体の顔をのぞかせる凝った装丁となっていて、そのシンプルな絵が書かれた函をあけると、色鮮やかな本体の表紙が姿を見せてくれます。うーん、毎日新聞社のSFシリーズジュニア版のような驚きです。 今回の入荷に伴ってわが家にある創元推理文庫の「七つのダイヤル」を読みました。 やはりアガサ・クリスティはこの卓越した構成力に舌を巻きますね。 今回は福島正実訳なので、早川版とも違う話になっているはず。トピック挙げておきながら、自分が明日朝来て買いたい今日この頃です。
(担当 三次)
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