ゴールデンウィーク情報「JOJO A GO!GO!」未開封品をご紹介いたします。 連載も第一部「ファントムブラッド」から、現在の第七部「スティール・ボール・ラン」まで、現在連載22年目に突入したこの作品。 なぜ、これ程多くの人々がジョジョに魅せられるのでしょう? 一つは「決して努力・友情・勝利に頼らない展開」が挙げられるでしょう。 かつて山本弘が指摘したように(ドラゴンマガジン「ソードワールドRPGアドベンチャー」より)、ジョジョにおける戦闘は、決して根性や気合、あるいは意味不明の要素には頼りません。 キャラクターたちは自分の命の掛かった戦いにおいて、己の持てる力と知恵、知略や奸計の限りを尽くして敵を倒そうとします。 さらに言うならば、決して主人公サイドのキャラクターが勝つとは限らず、これまで数多くの主役級の人物たちが、いわゆる「悪」の前に倒れてきました。 少年マンガでありながら、少年マンガの王道から外れたこの要因こそが、ジョジョをワンアンドオンリーにしている大きな原因だと思います。 二つ目は、ベタな表現ですが「魅力的なキャラクター」でしょう。 特に「いい人」ではないキャラクターにおいて、作者・荒木飛呂彦氏の筆致は冴えるような気がします。 「悪」サイドの人物で言うならば、1巻から現在に至るまで登場し続けているディオ・ブランドー氏などはその最たるものでしょう。悪でいながら魅力的という、理想的なピカレスクをディオは体現しています。 そのディオの対極にある「悪」は、第4部の悪・吉良吉影氏です。ディオが「絶対的な悪」であるなら、吉良は「相対的な悪」です。吉良は己の衝動や欲望にのみ、超常能力を使用し、自分以外の世界には一切興味や関心、固執をしません。 これは「悪」ではないはずのキャラクター、岸辺露伴にも共通することです。 彼等は精神的双生児でありながら、唯一つ「他人を殺さなければ生きていけない」という衝動を持つか持たないかの一点のみにおいて、その立つ位置を違えたのです。 三つ目は「生命賛歌」であること。基本的にジョジョの戦闘とは「殺し合い」です。勝てば生き残り、負ければ死ぬという残酷、かつ非情な戦いです。 なればこそ、彼等の活躍は光り輝き、その生命の最後の瞬間は崇高なもの足りえるのです。 シーザー、花京院、重ちー、アバッキオ、フー・ファイターズ…いずれも自分のすべきことを最後の瞬間までやり遂げたからこそ、印象に残る人生となったのです。 長々とジョジョについて語ってしまいましたので、この本自体の紹介をいたします。 全3冊で構成されており、1冊目はスタンドを(発売時の2000年度分まで)全網羅した「STANDS」。 2冊目は荒木氏へのインタビュー、イタリア旅行記が収録された「ARAKIHIROHIKO」。 3冊目が表題作ともいえる「JOJO A GOGO」。コミックス表紙をはじめとする、幾多のJOJO絵を堪能できる画集です。 ジョジョを読み始めるのに、遅すぎるということはありません。最近読み始めた、と言う人もオススメの1冊です。 お買い求めの際は、是非まんだらけ小倉店へお越しください。 こちらの商品は5月5日(月)からの販売となります。 ※掲載中の商品は5月5日(月)より販売となります。 通信販売お申し込み、お取置きなどは5月6日(火)12:30からの開始とさせて頂きますので、ご了承くださいませ。 ※掲載商品は店頭でも販売致しております。売り切れる場合もございますので予 めご了承ください。
(担当 有冨)
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TEL 093-512-1777 / e-mail kokura@mandarake.co.jp
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