まんだらけ中野店 3F 本店ヱヴァ劇場版を待ちきれないアナタに、貞本義行の未単行本作品のご紹介。

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の公開予定がいまだ不明な現状で、やきもきしている人も多いことでしょう。
そんなヱヴァのコミカライズを担当している作家といえば、言わずと知れた「貞本義行」。
画力に定評のあることで有名ですが、作品数はあまり多くはありません。
そんな氏の作品から、角川書店で掲載され、単行本化されていないタイトルをご紹介します。

○コミックチャージ「アルカイックスマイル」オリジナル＋リメイク前後編セット
コミックチャージの創刊号の目玉として掲載されたオリジナル読み切り作品の「アルカイックスマイル」
そして、年月を経て前後編になってリメイクされました。
まさかのリメイクに驚いた人も多いことでしょう。
リメイク版では新キャラも登場して、大幅なボリュームアップがされています。
創刊号を読み直すのが困難な状況なので、この機会にまとめて読んでみることをおすすめします。

○月刊ニュータイプ誌上短期連載タイトル「孤島の鬼」セット
連載といっても、2回で完結なので読み切りに近い感じです。
幼い男女の冒険譚を描いた作品で、時代背景が現代に近いような、それでいて昔のようなと、不思議な設定になっています。
終わり方に若干の疑問を感じますが、これは自分の中で答えを出す類のものだと思います。

○月刊ニュータイプ誌上短期集中連載タイトル「ROUTE20 歯車のある街」セット
存在は知っていましたが、実際にご紹介出来たのは初めてです。
こちらは全5話で完結しており、氏の好きなオートバイへの情熱が溢れる作品になっています。
他の作品と比べて、メカ関係を描く場面が非常に多く、氏の画力を再確認するには十分です。
ニュータイプの記事を懐かしみながら、貞本作品を堪能するといった年代限定の楽しみも出来ることでしょう。

「アルカイックスマイル」では大人の恋愛を、「孤島の鬼」では子供たちの躍動感溢れる姿を、そして「ROUTE20 歯車のある街」では、余りあるメカへの情熱を感じることが出来ます。
目的別でも選べる作品となっています。

こちらは8月14日(木)に本店2のショーケースにお出しします。
皆様のご来店をお待ちしています。

(担当イイダ)