まんだらけ中野店 4F 大予クリシュナムルティと考えよう

愛があるとき寛容はありえません。
許すということは恨みが積み重なった後でしか起こらないのです。
寛容とは激怒のことです。
傷がなければ治療の必要もありません。
「私は許している」という意識があるとき、あなたは罪を犯しているのです。
意識的に愛そうとするとき、あなたは暴力的なのです。
「私は存在する」とか「私は存在しない」と言う観察者がいるかぎり、愛はありません。(一部略)

神智学協会により＜世界教師＞候補として見出されたインドの少年、クリシュナムルティ。
「真理は組織化できない」と星の教団を解散しひとり講演と対話の旅に出た彼の、平易な表現、マイルドな語り口、ユーモアのあるつっこみ、身近なテーマで一歩一歩慎重に人生の真理に近づいていこうとする心洗われる思考の流れぐあいにうっとりな対話集。
ギリシャ哲学の対話集などと同様のドキドキをお約束。

クリシュナムルティVSデビット・ボーム対話集「人類の未来」JCA出版￥2940
「英知の探求」たま出版￥1575
「真理の種子クリシュナムルティ対話集」めるくまーる社￥1050(少イタミ)
「未来の生」春秋社￥945
「英知の教育」春秋社￥735
どれも対話集もしくは対話収録。

(担当二宮)