![]() 誰かが闘う話でもなく 誰かが願望を叶えるわけでもなく 物語はたったひと時の出会いと3年後の後日談、それも出会うのはただの子供。 それなのにここまで見入ってしまう。これこそ井上作品の力でしょう。 井上先生の作品の魅力といえば臨場感ある描写と、時に親近感を、時に憧れを抱くストーリー構成。 「ピアス」は1998年9号の週刊少年ジャンプにて掲載され、 後にスーパージャンプにも掲載された作品ですが、今もコミックには未収録となっています。 両面カラーの表紙は、人物の肌に青を使用する今の井上先生らしい描写です。 ある悩んだ少女が行動を起こそうとした時、偶然に出会った少年は少女の悩みに大きな変化を起こさせた…。 少年がバスケ好きなあたりがファンならニヤリなポイント。 今では絶対に夢のまた夢であろう「荒木先生&井上先生」の表紙が目印です。 ファンなら短編作品までコンプリート! マニア館でお待ちしております。
(担当 タキタ)
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