そして稼動が待ち遠しいVSシリーズの「タツノコVSカプコン」常に話題にあふれ心の思い出に残るゲームをリリースし続けるカプコン! 世代が違えばその世代の数だけそれぞれのカプコンがあると言っても過言ではない愛してやまない僕らのゲームメーカー!! そんなカプコンを往年の傑作や媒体から紐解き、その軌跡を見てみよう!! というわけで作りました〜!! カプコン・・・この偉大なメーカーを意識し始めたのはいつからだったでしょうか。 80年代前期、ファミコンのテレビゲームブームが起こり各メーカーはこぞって様々なゲームをリリースし始めましたがとりわけアクションゲームに関してはスーパーマリオブラザーズを超えるバランスの良いゲームは現れていませんでした。 ファミコンでアクションやるならマリオかコンボイの謎、マイティボンジャック、他。というスパイラルから脱出できずにいたのです!! そんな中、ぼくらの前に燦然と現れたゲームソフト、ロックマン!! まず一見してセンスの良いパッケージイラスト!!しかしながらパッケージや雑誌を参考に十分に吟味を重ね、慎重に買ったハズのソフトが中身の方はクソゲー!!なんて事が当たり前の時代でありました。 ところがロックマンは裏切らなかった!! 初めてのプレイではその難易度に驚かされるものの、じっくり攻略方を練りステージの構成とボスの弱点と動きを頭に叩き込む事でまぐれや奇跡をあてにせず、きちんと進める事が可能だったのです。 ロックマン2が出る頃にはゲームセンターとスーパーファミコンはファイナルファイトの話題で持ちきりでした、これまでベルトスクロール型アクションと言えばダブルドラゴンが定石でありましたがキャラクターの大きさ、また敵の数が異常に豊富で何よりもうなりをあげて怒涛のごとく突き進む勇猛なプレイキャラクター!! 残念ながらスーパーファミコン版では8メガという容量の都合から二人プレイとガイ、一部ステージが残念ながら丸々削除されてしまいました。 やはりスーファミ版では満足に限界があり、僕たちは少ないお小遣いを手に日夜ゲーセンに通いファイナルファイトの二人プレイに明け暮れたのでした。 当然みんなガイを使いたがるのでいざこざがおき、仲間どうしどっちが殴ったから俺にも一発殴らせろ! とか当時は嫌な思いをした記憶も今ではいい思い出になっているのではないでしょうか、そんなゲーセン通いの中、人だかりかでき脚光を浴びているゲームがありました。 それこそが後に伝説的ゲームとなるストリートファイターIIだったのです!! 彗星のように現れたこの凄まじいゲームは稼動時から恐るべきパワーを秘めていました、ファイナルファイトの定位置を奪い(ファイナルファイトは二つ隣に置かれた)そこはいいんですがこれまでのゲームでは見たことのないリアルに動くキャラクター、多彩な攻撃ボタン、コマンド入力の必殺技、レバー反対でガード!と何もかもが新鮮すぎ、最初はキャラクターを動かすことにすら慣れず戸惑いを感じていました。 日が経つにつれその人気は衰えるどころかますます激しさを増し、もはや人が集まりすぎて筐体の脇からプレイ見ることすらできない事もままありました。 あまりにもプレイ待ちの人が多いので各地では独特の待ち方法が編み出され、僕の当時住んでいた東京では画面下のインストのあたりに50円玉、もしくは100円玉で自分だと一目見てわかる「山」の形を形成することで次のプレイヤーが誰であるか把握できるようにしていたのです。 関西ではクレジットを投入し、自分できちんと把握しておくというルールが出来上がっていました(ダッシュ時)そんな中で各ゲーセンで上手いプレイヤーはそのゲーセンを根城にし、オーディエンスから厚い支持を得ていました。 倒せないキャラクターの攻略を盗む為に金はなくとも攻略情報は必須!!というわけで学校が終わればひたすらゲーセンで情報集め!という自らの足を使ってのアナログな攻略はほんとにいい思い出です。 そしてある日、何やら画面に違和感のあるストIIが異常な盛り上がりを見せていました、それこそがストIIバージョンアップ版であるダッシュだったのです!! プレイヤーキャラ画面にはなんとあの四天王がいるではありませんか!! 散々ガセネタに踊らさせ四天王を出す裏技を学校で5000円で教える、とか言ってる奴まで出る始末だったあの四天王ですよ!! 各キャラのイラストは一部書き直され、必殺技食らい時の2倍ダメージがない、等随所にバランスの変更点が垣間見える究極のストIIでした。 ダッシュが出る頃にはコンシューマー機での動きもあわただしくなりストIIの名はもはや不動の物となりました。 この頃にゲーメストという雑誌の存在を知り、僕がこれまで買っていたファミ通はゲーメスト購入へと移行することになります。 ゲーメストでは本当に今知りたい一番マニアックな情報が満載でした、特に別冊のムックともなればその情報量は異様!! (コンシューマー雑誌のストII攻略ではヒッポンスーパーがマニアックな異様さをかもし出していました)各キャラモーションごとの当たり判定についてカプコン社員が答えるQ&Aとか専門用語解説とか思わずニヤリとなるネタが満載でした。 また、ゲーメストでの通販アイテムも魅力的な商品が非常に多く欲しい商品がたくさんあったのですが各キャラ分セットのテレホンカードとか小学生のお小遣いではとても手が届く物ではなく泣く泣くあきらめたのを覚えています。 こうして雑誌で情報を先に集めゲーセンに赴くようになっていたのでターボ稼動時にはあらかじめ十分な知識を持って挑むことができました。 しかしながらターボ稼動時にはすでにストIIの人気はやや下火になりつつありました、それはSNKの餓狼伝説スペシャル、ワールドヒーローズ、他、一連のNEOGEO系格闘がそのシェアを二分し、開発ペースと竜虎の拳から初となる超必殺技においてNEOGEO系格闘の方が圧倒していた点が大きかったと思います。 カプコンは続いてスーパーを出すもすでに数年前のキャラと新キャラのデザインとでは違和感があり、食指が伸びきらずに時期が過ぎていったのを覚えています。 続くスパIIXにてある種の極地に達したストリートファイター、超必のパ○リ・・・と感じてしまう新システム、スーパーコンボのがイタかったですが続くストリートファイターZEROシリーズにてそのシステムはオリジナル要素を高め、本当に勝ち負けを左右する重要な要素となってきます。 この頃には既に次世代機としてプレイステーション、サターンが販売を始め、アーケードのクオリティーを家庭で味わうというまるで夢のような夢が本当に叶った瞬間でした。 しかしながら家庭用での早期移植、ほぼ変わらないクオリティーによりゲーセンに足を運ぶ機会が残念ながら失われてゆく結果となりました。 願うことなら8ビットや16ビット機の時代に戻り、対戦や攻略に明け暮れたあのアツい日に戻りたい! そんな中ファミコン風のロックマン9やカードを使ったストリートファイターIVで新作を固めてきた今年のカプコンは再びやらかしてくれるかもしれない!! もう一度あの日の夢を見させておくれよ!!俺たちはいつだってカプコンを見ているんだ!! という僕の思いがつまっています・・・ってここまで読んでくれている人、いる!? あとひっそりリュウの負け顔コンテストなるものもひっそりと10月6日より開催いたしますのでぜひ足をお運びくださいませ〜!! ※掲載商品は売り切れる場合がございますのでご了承ください。
(担当 西浜)
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