たしか4才かそこらの頃、たまたまテレビ放映された“息子”を母親がビデオに録ってくれて、それを繰り返し観ていたことを覚えています。 ミニラが苛められていると、ゴジラが助けにくる……単純明快な親子愛を子供なりに美しく感じていたのでしょう。 ただ、こうしてええ歳の怪獣オタクになって“息子”を観返してみると、オールドファンの間での厳しい評に頷ける面も多々あり、擬人化され過ぎたゴジラに苦笑してしまうのは否めません。 “水爆の権化”にも我が子と語らうひと時くらいはあるのでしょうが。 それでも、かの武藤敬司も言っている通り「思い出には勝てない」ものです。 刷り込みはどこかで“息子”を輝かせ、例えば倉庫を整理していて今回のようなソフビに出くわした折など、しばし手を止めて見入ってしまうくらいの“痣”を残しているわけです。 なんというか、我々オタクが大好きな“子供の為の文化”のトラウマというのは、やっぱり途轍もないものだと改めて思う次第でありました。 ※掲載商品は売り切れる場合がございますのでご了承ください。
(担当 村上)
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