まんだらけまんだらけコンプレック 3F ライトノベルコーナー販売情報「オススメラノベコーナー第15回目です！」

今回紹介するのは個人的にもちろん、この一年ラノベを読む多くの人に支持されてた作品でもあります。
ファミ通文庫刊「文学少女」シリーズの登場です。

さてさて、「この一年ラノベを読む多くの人に支持されてた作品」と意味ありげなことを最初に言いましたが、
何のことかと言いますと、「このライトノベルがすごい！2009」（宝島社刊）より
2008年度のすごいライトノベルとして1位を獲得したわけです。おめでとうございます（パチパチパチ）。
シリーズは一応の完結をみたと言うことで注目度は高かったんでしょうね。
もちろん、作品自体の良さもあっての結果ですけどね。
まぁ、私個人としてもオススメするのですが、
まず、なんといってもキャラクターが良い！特に遠子先輩最高です。
パイプ椅子に体育座り、大好きな本を食べては顔をほころばせ、
誰と問われて「文学少女よ」胸をはって啖呵をきる、などなど。
本人は普通の女の子と言い張ってますが、いやぁ、普通じゃないですよ遠子先輩。
でもそこがいい！

ストーリーも人の正と負の部分をテーマにしたところもあるのですが、
ドロドロしてるかといえばそうでもなく、あと味は結構サッパリしてるかも。
これも遠子先輩というキャラクターあってのことでしょうね。
なにやら短編集的なものが今後予定しているそうでし、コミック連載もはじまっているので
シリーズは一応の完結をみたとは言え、文学少女はまだまだこれからですね。
ラノベでなにを読んでみたらよいのか迷ったあなた。
多くの人が推している作品ということで、ひとつの目安にしてひとつ手に取ってみてはいかがでしょうか。

(担当森田)