まんだらけまんだらけグランドカオ 1F コミックコーナー販売情報「松本零士『戦場まんがシリーズ』全9巻セット入荷しました」

男の生き様を描かせれば、松本零士氏の右に出る者はいない！と、僕は確信するわけですよ。
もちろん、それは『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』ではなく、この『戦場まんが』シリーズを読んでからなわけです。
この作品、第二次世界大戦の日本とドイツとを中心に、戦い続ける男たちの姿を描いたものです。
なぜかドイツ人と日本人との体格差がありすぎるのは気になりますが（サラブレットと道産子ぐらい違います）
。負け戦の中で、戦い抜こうとする男たちの姿は、一度読めば目に焼きつきます。
そういえば、この『戦場まんが』シリーズ、『ザ・コクピット』と名前を変えた後（この名前で刊行されているものの方が有名ですね）、OVA化されていますが、これがめちゃめちゃ格好いい！
といっても、姿形がいいわけではありません。描かれている男たちの言動が、格好いいのです。
OVAでは3編ほどアニメーション化されていますが、とくに日本を題材に扱った『鉄の竜騎兵』（この『戦場まんが』シリーズでは、2巻『鉄の墓標』におさめられています）、は痺れました。
フィリピンでの日米のオートバイ兵の戦いを描いた作品ですが、もうこの『鉄の竜騎兵』に、日本の男の男気の全てが、
集約されているといっても過言ではありません！
多感な思春期時分に見たせいもあり、むちゃくちゃ影響されたのを覚えています。
僕にとってのバイブルは、『ろくブル』でも『クローズ』でもなく、この『鉄の竜騎兵』でした。
アニメでなくても、コミックでもその男気は十分伝わります。
他の作品は読まなくても、これだけは読んで欲しい！、と声を大にして言いたいわけです（もちろん他の作品もよいのですが）。
そんな『戦場まんが』シリーズ、全9巻のセット。1階コミックフロアにあるセット本コーナーに展開してますので、
興味を持った方はぜひ手に取ってください。

状態：ヤケあり

(担当安田)