日東化学教材 プラモデル 1/100 JAL DC-10 と 1/144 JAL B747ジャンボジェットのご紹介

日東化学教材は元々学校教材を主に取り扱っていた会社ですが、60年代初めにプラモデルのライナップへ方向転換しており意欲的な作品を世に送り出しています。

70年代のスーパーカーブームの時にサーキットの狼キャラクターに絡めた車両のキットでご記憶の方も多いかと思います。

80年代前半に展開されたS.F.3.Dなど意欲的な作品も世に送り出すもこの頃すでに過剰な原型金型代を費やしていたために経営を圧迫しており、 追い討ちをかけるように火災を起こし、廃業となっています。

廃業に伴い資産価値のある高額な金型はエルエスや堂友社などへわたり、箱を変えて製品化されていることからも商品ライナップの魅力は高かった事が窺い知れます。

金型は引き継がれて生産されるものの数を製作すれば金属といえども磨耗してきます。 エッジ部分などが甘くなって来るのは否めません。

その点から考えると初期ロットと呼べる日東のキットはエッジの摩滅が少ない状態のよいモデルと呼べるかも知れません。 こだわりの方にはお勧め致します。

キットのほうはDC-10はボディーと翼部分の袋は開封されていますが細かなパーツは未開封です。
B747のほうは各パーツとも未開封の状態です。