現代文明が、人類が発生してから最初の文明であるといふ証拠はとくにありません。
ただ、現代文明以前に高度な科学文明が存在したといふ確固たる証拠もないので、現在のこの文明が人類最初の科学文明といふことになってをるやうです。
しかし、どうしてか歴史学や考古学では「現代文明以前の文明」について考へること自体がタブー視されてをり、そんなことを研究しようものならタチマチ学者生命を失ってしまひます。トンデモ扱ひされて相手にされなくなります。
神や幽霊など科学的に証明不可能なものであればともかく考古学的にも検証可能な範囲の研究なのにタブー視されてしまふ。 不思議な傾向ですが理由もわかります。
考古学の発掘現場のアルバイトをしてゐるといふ人に聞いたハナシですが、その遺跡に不釣合ひの出土品は破棄してしまふらしいですね。 つまり、学者は自分の推論を証明するために発掘する、だから自分の推論とは反対の証拠が出てきたら困る訳です。
だから「見なかったこと」にしてしまふ、といふことがままあるとのことでした(すべての学者がさうだとは云ひませんが)。 それを「学匪」と呼んで非難するのは簡単ですが自分が営々と築き上げてきた「定説(実は仮説)」をすべて覆すといふのは大変な度胸の要ることでせう。
その道の権威ともなれば尚更であって、万が一途中で自分の学問的誤りに気付いたとしても訂正などしたら今までの功績はすべてパア。 自分が失墜するだけならばともかく家族や学閥の部下、出版社etcそのすべてに迷惑が掛かってしまふ……と考へれえば「自説にそぐはない出土品」も破棄してしまふのかも知れません。 (西日本のある国立大学の研究者が自説の初歩的な学問的誤りを発見して自ら命を絶ったといふことがありました、数式上の誤りだったのでゴマカシやうがなかったやうです。学問の道とはかくも厳しいものなのですね、ホントは)。
なんだかハナシがそれて来ましたが今回ご紹介するのは「オーパーツ」。
「アウト・オブ・プレイス・アーキファクツ(場違ひな工芸品)」の略語でその多くが「先代科学文明」の存在を思はせるものです。
出土しても破棄されるか無視されるやうなものです。
アカデミズムから否定されてたからと云ってすべてインチキとは限りません、上述のやうなこともあります。
ご興味のある方はご自分でその真偽を確かめてみて下さいまし。
(担当 山口ケン)
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