「砂糖の味について聞くばかりでは
甘さは体験されようがない
たとえ人の心が
甘さとは何かを理解できるとしても
直に体験することはできない
ただ舌だけがそれを知ることができる♪」
「自我の思いに執着するのはこの意識の特性
この意識そのものの中を覗き込むならば
自我は見られない、そんなものは何も。
何の実体も無いことを見る術を知るならば、何ものかが見られるだろう♪」
俗謡をたくみに取り入れて中世チベットの人々に歌いながらダルマを説いたという苦行詩聖ミラレパ。チベット密教の教えに難しい文体ではなく、親しみやすい詩や対話でわくわくしながら親しむことができます。
編訳者はおおえまさのりさん。60年代後半にアメリカでティモシー・リアリーやラム・ダスと出会った後インドやチベットに渡り「チベット死者の書」の翻訳などでいちはやくカウンターカルチャーの文脈でインド/ネパールを紹介した人です。ミラレパの方はめるくまーるから出た新装版が入手しやすいので読まれた方も多いと思いますが、「ミラレバの十万歌」はこの版でしか出ていないので、探すの苦労します。
「チベットの偉大なヨギ- ミラレパ」76年オーム・ファウンデーション
装丁横尾忠則/函/2000部限定版 \3150
「ミラレバの十万歌」83年いちえんそう 函背部分に少ヌレ\9450
(担当 二宮)
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