まんだらけ中野店 4F 大予言ラマナ・マハリシの本

弟子「世界は苦です」
マハリシ「誰が世界は苦だといっているのですか？それを捜しなさい」
弟子「この私です」
マハリシ「その”私”を捜しなさい。私を見いだせば、ほかのすべては見いだせるでしょう」

「あなたは真我（アートマン永遠不滅の実体）です。
あなたは真我以外の何ものでもなく、他のすべては単なる想念です。
それだからそのまま真我のままでありなさい。
森に逃れたり、部屋にこもる必要はありません。
本来の活動をしながら、行為者との関連から自分を解き放ちなさい。
真我は証人です。あなたは”それ”（宇宙の最高原理ブラフマン・梵、あるいは無限者）なのです。」

ラマナ・マハリシの生涯を図版豊富かつコンパクトにまとめた第一部に続き、35～39年の対話、そしてラマナ・マハリシの教えを簡明な三〇の詩篇にまとめた「ウパデーシャ・サーラ（教えの精髄）」がわかりやすい注釈付きで収録されています。編集＆翻訳はおおえまさのりと彼が主幹をつとめるいちえんそうのメンバーでマハリシ本の中でも訳やブックデザインはよいものだと思います。

インドの思想についてさわり程度の知識があれば（アートマンってあれだよな等）
読むことがそのままサーダナ（成就法）になりそうな内容。
「『「それは汝である』ところの”それ”が成就されたとき、私たちははじめて、世界なるものをつかみとることができ、そこから真の世界観を手にして、私たちのライフスタイルそのものを答えとして生きてゆくことができるに違いない。」とおおえまさのりも太鼓判を押しています。

「南インドの瞑想◎ラマナ・マハリシとの対話」大陸書房89年再販 \3675

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(担当二宮)