しかし、昨年末から早稲田大学の大槻教授によってアポロが持ってきた「月の石」はウソではないかといふ疑念がテレビやオカルト新雑誌「アトランティア」などで表明されてをり衝撃的です。
何せ発言者がアンチオカルトの論客、大槻義彦教授なのですから、吃驚しないワケにはいかないでせう。
「アトランティア」の記事を要約すると、NASAから東大の研究所にアポロが持ち帰って来たといふ「月の石」が来て、若い研究者が特命を受けて調査したのですが、調べても地球上の石と同じ成分なので、その研究成果を発表するにも出来ず、そのままゐなくなってしまったといふ、さういふハナシです。
「ゐなくなった」なんていふとオカルトチックなハナシに聞こえますが、別に秘密機関に誘拐されたとかではなく、研究の成果が出ないため学会発表も出来ず、したがって学位もとれずに研究職に就けないまま大学から去ってしまったといふ意味です。
大槻教授からみても優秀な若手研究者が、アポロの「月の石」といふニセモノをつかまされたばっかりに人生を棒に振ったといふ、静かな憤りを感じるインタビュー記事でした。
一体なぜNASAはニセモノの「月の石」なんて送って来たのでせうか?
大槻教授はさすがにそこは科学者らしく飛躍した断定はせず、「月の石」がニセモノだったからと云ってそれが直ちに「アポロが月に行ってゐない」説にはつながらない、と慎重な物云ひをしてゐます。
つまりは何かしらの事情があって「本当の月の石」を渡さなかったのではないか、といふのです。
更らに驚くべきは、後年、大槻教授が気になって東大の「月の石」はどうなったか調べてみたら、その存在自体が行方不明になってゐた!といふ事実(大槻教授が騒いだせゐか東大はそ知らぬ顔で後日「月の石」なるものを資料館で常設展示し始めたらしいが、それが例の「月の石」と同じものか不明とのこと)。
かういふハナシが出ると使ひ古された話題であってモウ一度ぢっくり検証してみようかな、といふ気にもなります。
といふことで「まんだらけ大予言」にはムーブックス飛鳥昭雄の『アポロ計画の謎と月空洞説』や、雷韻出版の『アポロは月に行ったのか?』を始めとしてアポロ陰謀説関係の書籍複数ございます。
興味のある方は是非ご来店下さい(「アトランティア」は現在在庫ありません)。
(担当 山口ケン)
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