田亀の『外道の家』3巻セットで入荷しました。
いや、もう表紙だけでも圧巻ですよね。
スキャンでは全てを写しきれない!と悔しい思いをしていますが。
和紙風の背景にしばられる寅蔵。
上巻では口をふさがれ、
中では目を隠され、
最終巻の下では真っ赤なふんどしが目に痛い。
いや、それよりも今まで口を塞いでいた猿轡や
目隠しが、ふんどしか!ということにも衝撃を受けました。
ちなみに中身はもっと濃厚で
衝撃どころか脳天に激震が走ります。
食事前も食事後も読めません。
読んでて色々な意味で痛いですし。
汚いこととか、もろもろあります。
もう、寅蔵が家畜以下の扱いまで突き進む様子に
言葉も出せず、口をぽかーんと開けて一気読みしました。
そして、最後まで読んで、
もっかいじっくり、やっぱり黙々と読み返しました。
前半のハードなSM嗜好のような描写と一転して、
最後には行くところまで行き着いた人間の
純粋さに胸を突かれます。
いろんな意味で人の感想を聞くよりも
読んだほうが早い。というか、
感想なんて言えない一作です。
最後の解説で「手塚的な」と評されている田亀氏ですが、
手塚作品は語るよりやっぱり読んでみてよと薦めたくなるでしょう。
そんな感じです。
とにかく、途中痛い思いに目をつぶり
口も閉ざしてしまうかもしれませんが、
一度読んでみてください。
三巻セットにして販売してますので、一気読みできますよ。
備考:並
1月17日日曜日3Fコミックコーナーで販売
※掲載商品は売り切れる場合がございますのでご了承下さい。
(担当 竹内)
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