山岸涼子先生の「パエトーン」や水木しげる先生が絵を担当した「福島原発の闇 原発下請け労働者の現実」など反原発を訴えた本が朝日新聞に紹介されています。
60年代末のカムイ伝が連載されていた頃のガロからキャリアをスタートさせ、活躍されていた勝又進先生も同じ題材で漫画を描いています。
84年に雑誌『コミックばく』に発表した「深海魚」(19P)という作品です。
可愛らしい狸や河童が多く登場する勝又作品が、それまでのカラーと違う、社会派漫画を描いたということにびっくりします。
しかし、勝又進先生は物理の先生という、もう1つの顔をお持ちです。
原子力の研究で大学院まで行った経歴の持ち主であることが短編集「赤い雪」の巻末の勝又進年譜に書いてありました。
その年譜によると、1986年のチェルノブイリ事故よりも先に起きた、1979年のスリーマイル島原発事故の頃から反原発の本を出されいて(「原発はなぜこわいか」高文研 絵:勝又進 文:天笠啓祐)早くから原発問題に関っていました。
こちらの商品は27日のオープンから本店2にて出します。この機会に是非。
(担当 南)
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