【まんだらけトピックス】本・まんが・コミック・TOY・同人誌の専門店

数あるジブリ作品をご紹介してきた中で、あまりご紹介する機会の恵まれなかった「海がきこえる」の画集が来たので久々門の辻がご紹介します。

四国は高知県を舞台に東京から来た転校生武藤里伽子に恋をする、今まで街から出たことの無い高校生杜崎拓の物語。ジブリ作品ではありますが、劇場公開作品では無く、日本テレビ開局40周年記念番組として地域毎にTV放映された作品で、2011年の金曜ロードショー放映時に初めて全国放送された作品です。

未成年の喫煙シーン等もあり、普段のジブリ作品とは違った印象を与える作品で、未成年の心の葛藤に焦点をあてた描写はなかなか子どもにはわからないかもしれませんし、今の時代はそういったものを見せるのをよしとしないむきもあるのでしょう。

武田真治さんを主演にしたTVドラマも放映されており、今も舞台となった高知や東京のロケーションへ足を運ぶ方も多い、記憶よりも心に残る作品です。
グッズ類も他の作品に比べると少ないので今回バッチリご紹介させて頂きました。

・門インフォメーション
ジブリ作品はまるで花言葉のような、直接は伝わらないが、よく考えてみたらじわっとくる感じが素敵