月刊バディ増刊(2008年1月・3月・5月)
本店IIに肉の華を添える作家、田亀源五郎の希少本です。
田亀探求者にとって最難関タイトル「銀の華」が復刻された事(まんだらけでも取扱中)により、各タイトルが探しやすくなったと思いきやその波に揉まれ、今度は「外道の家」(今現在2巻目は買えるようです)が市場に出ない状況が生まれています。
発売当時、成人指定も無い本なので比較的多くの書店へ出回ったと思いきやここ数年、問い合わせが増えるばかり。
海外版としてスペイン語版もありますが、単行本が左開きだったり、日本の戸籍制度が訳されていたり、 擬音が可愛かったり(先生談:下着を脱がせると、いきり勃った怒張が「ボイ〜ン」)、 日本語版とはまた一味違う楽しみ方がありますが、言語の壁は大きいです。こちらは個人的に翻訳して読んだ方に、ぜひ感想を聞きたいです。
HPでは海外版との装丁の違いや制作秘話、そしてゲイ文化理解への活動の様子の公開も行っていて、まさに熊を体現した風貌もそうですが、そういった気遣いが親近感を沸かせる作家さんです。
「外道の家」は日本文化の暗部とゲイコミックスの融合としてトップクラスの作品であり,SM描写もソフトからハードなものまでもちろん様々あり、日本人の優しさや風情も詰め込まれています。
同じ出版社、同じ装丁では難しいかもしれませんが、いつか復刻を期待しています。
(あとkindle版小説も単行本化を希望します)
こちらの商品は8/18(日)より店頭ショケースにて販売致します。
事前のお取り置きは出来かねますのでご了承ください。
通信販売は8/19(月)より開始となります。
(担当 小泉)
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