【まんだらけトピックス】本・まんが・コミック・TOY・同人誌の専門店

皆様もご存じのように1971年に公開されました東宝映画「ゴジラ対ヘドラ」の架空の怪獣「公害怪獣ヘドラ」が札幌店ショーケースにて発生中でございます。
70年代は公害問題まっただ中でして、文字どおり公害問題をモチーフにしました怪獣がヘドラですが、この辺の説明は言わずもがなですね。
当時の時代背景はふんだんに取り込まれていたのですが、中でもサイケデリック文化的な映像効果がスクリーンから伝わる作品でして、当のヘドラもヘドロという当時の社会問題とサイケデリックなデザインからのフォルムが、当時のモラトリアムな若者の心も捉えたのではないでしょうか。
そのフォルムは現代でもファンが多いことは皆様もご存じと思いますが、様々なデザインナー等の手によって、よりスタイリッシュに現在にも息づいております。
今回は、よりスタイリッシュになったヘドラが、この現代の札幌店ショーケースにぞろぞろと発生したわけですが、「公害」の字の如く嫌われる身でありながら、スタイリッシュな中に愛嬌があり、こちらの心を掴んでくる能力があるようです。

オタマジャクシ状から二足歩行まで数段階の変化形態がありまして、ヘドラと一言で言っても様々な形のソフビがあり、コレクション性にもとんでいますところも、ファンの多い要素の一つではないでしょうか。
ヘドラ発生警報発令の札幌店ショーケース、画像以外のヘドラも発生しておりますので、ぜひご来店、お問い合わせ下さい。

(担当イヅミ)