1965年に刊行された川田喜久治の初写真集「地図」。
初版は大オークションで出品されますが、05年と14年に発売された復刻版を海馬ブースで販売します。
オリジナルは1965年に美術出版社から刊行された「地図」。
杉浦康平による特異なブックデザイン、執拗に写された戦争の残滓は写真界だけでなく、同時代の人々に大きな衝撃を与えました。
限定1000部とされている元版ですが、実際の発行部数はさらに少なかったようで、現存数が少なく「幻の写真集」と謳われています。
その写真集が初めて復刻された、月曜社刊行の05年版
レイアウトは当時とほぼ同じですが、大江健三郎の序文はなく、代わりに川田自身が書き下ろした『「しみ」のイリュージョン』が付属。装丁も川田の希望により「しみ」の写真が全面を覆うようなものに変更されています。
もう一つの復刻版akio nagasawa publishing刊行の14年版
こちらは当時のものを序文、造本、レイアウトにいたるまで忠実に再現。
新版として過去から甦った「地図」、現代に当時のまま具現した「地図」、どちらも8/5(金)に海馬ブースで販売します。
ご来場お待ちしています。
初版は大オークションで出品されますが、05年と14年に発売された復刻版を海馬ブースで販売します。
オリジナルは1965年に美術出版社から刊行された「地図」。
杉浦康平による特異なブックデザイン、執拗に写された戦争の残滓は写真界だけでなく、同時代の人々に大きな衝撃を与えました。
限定1000部とされている元版ですが、実際の発行部数はさらに少なかったようで、現存数が少なく「幻の写真集」と謳われています。
その写真集が初めて復刻された、月曜社刊行の05年版
レイアウトは当時とほぼ同じですが、大江健三郎の序文はなく、代わりに川田自身が書き下ろした『「しみ」のイリュージョン』が付属。装丁も川田の希望により「しみ」の写真が全面を覆うようなものに変更されています。
もう一つの復刻版akio nagasawa publishing刊行の14年版
こちらは当時のものを序文、造本、レイアウトにいたるまで忠実に再現。
新版として過去から甦った「地図」、現代に当時のまま具現した「地図」、どちらも8/5(金)に海馬ブースで販売します。
ご来場お待ちしています。
(担当 佐久間)
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