【まんだらけトピックス】本・まんが・コミック・TOY・同人誌の専門店

夏が終ります。
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夏の始まりにこちらで最近一度書いたのですがもう一度。
漫画家・三好銀さんの作品についてです。

日常的な物語の中に起こる少し不思議な出来事…通常というか大多数のお話は、何かしらの謎の答えはラストまでに描かれるものだと思います。

が、三好さんの作品はその謎を突き止めず、「あれっ…結局あの時のあれって何だったんだろう」という未解決のまま終幕、というものが殆ど。

それも気味が悪い、というよりはただ「何だったんだろうね」という一言で片付けられるようなものであり、おそらく多くの読者の日常にもこのような経験があって、ただそれを客観視するとどんな風に感じるかが解ります。

「三好さんとこの日曜日」のあとがきでは、「(原稿を見返していたら)自分にとって些細で私的な日常的な出来事は割と大切なんだ、と作品の中で言いたかったことを思い出した」と言っており、納得。

作品はそんなことを感じさせるものばかりです。

日々の見え方が少し変わるかも知れない三好銀作品、お求めの方は本店IIまでどうぞ。

通販でも取り扱っております。

(担当関口)