【まんだらけトピックス】本・まんが・コミック・TOY・同人誌の専門店

青林堂「ガロ」の分裂騒動から、唯一（と言って良い）長井勝一の魂を継承したマンガ雑誌「アックス」。
手塚能理子氏によって立ち上げた青林工藝舎から98年～既に115号も刊行され続けているのは奇跡に近いです。（出版不況・原稿料なしなどの状況の中）
最新の「つげ忠男特集号」では札幌在住の漫画家森雅之・工藤正樹の作品が
掲載されており、同じ市民にとって誇らしい限りであります。
今回はタイミング良く!?まとまって全号ではないですが110冊大量入荷があり、当店棚卸当日の3月14日に大出しします。
巻頭の特集を見るだけで全号網羅したい気持ちになりますが、ジョージ秋山、岡本太郎、平田弘史、花輪和一から最近の蛭子能収まで濃ゆいラインナップが続き、追悼辰巳ヨシヒロ、赤瀬川原平、そして水木しげるの特集では関係各人のインタビュー記事を読むだけで歴史・資料性にも優れており、アックスならではの特集記事でひとくくりにマンガ雑誌とはいえない重要な立ち位置にある雑誌だというのがよく分かります。
それと新人賞の歴史を見ても多彩で、「ガロ」「アックス」の魅力に多くの才能が引き寄せられ、見出されてきたかも分かります。
今回は、バラでの販売となるので気になる特集号だけ購入するのもありです。
1冊300円～と手に取りやすい価格帯ですのでお気軽にお買い求め下さい。

3月14日12時より、本売場のニューウェーブコーナーにて展開しております。
皆様のご来店お待ちしております。

(担当田村)