下克上はお好きですか？

急に涼しくなってきましたね！！太陽が照りつける昼間でも、結構涼しくなってきたので、本当に嬉しい限りです。
でも、夜はちょっと肌寒かったりするのが難点ですが・・・。
こういう時に気をつけなければいけないのが、風邪ですよ！！
皆様風邪を引かないように、体調管理や洋服の調節には気をつけていきましょう！
さて今回お出しするのはこちら、華藤えれなさんの「スレイヴァーズ・キス」をはじめとするスレイヴァーズシリーズのドラマCDです♪
ここで、原作の内容をちょこっとご紹介！！

15歳の誕生日。いつもは仕事が忙しい父が、今日だけは早く帰ってくると言った。
母と7歳下の弟と、柊一は父の帰りを今か今かと待っていた。
なのに、帰ってきた父は、見知らぬ男の子を連れていた。
しかもその少年は、柊一を鋭い視線で見返してきた。
どうやらこの少年・鷹成は、先日事故で亡くなったメイドの冴木さんの一人息子らしい。
身寄りがもういないということで、柊一の話し相手として引き取ったとのこと。
でも、正直話し相手なんかいらなかった。そんな柊一が冷たい態度をとっていると、弟の桔梗が「偉ぶった兄ちゃんの相手をするより、俺のモノになれよ」と言い出す。
父もそんな桔梗のお願いを聞き入れた。
とにかく、最初の印象が悪かった。
翌日から冴木の態度は使用人らしく礼儀正しくなり、挨拶や必要最低限の会話はするようになったが、それ以上親しくすることはなかった。
そして・・・・あれから7年が過ぎた。

いまだに、冴木とは打ち解けて話をしたことがない。
それどころか、会うたび冷たい態度しかとれなかった。大学卒業後、父と同じ会社で働くのだから、もう少し普通に接した方がいいことは分かっている。
でも、どうしても劣等感が邪魔をして、上手く接することは出来なかった。

ある日、卒論の学部最優秀賞の候補に選ばれたと柊一と冴木。
横浜の学会に行った教授の帰りを待っていた時に、突然停電になってしまう。
しかも、大きな雷まで鳴り始めた。
柊一は、停電の時の雷が苦手だった。得体の分からないようなものに圧迫されるようなきがして、意識が遠のきそうになるのだ。
それを冴木に悟られまいと、なんとか平常心を保とうとした柊一。
しかし、またもやなった雷に、柊一は冴木に抱きついてしまう。
そんな柊一を笑うでもなく、優しく接する冴木。
早くここを出たくて無理矢理外に出て階段から落ちそうになった柊一を、助けてくれた冴木。
そんな冴木を初めて身近に感じ、そして何故か甘く切ない気持ちが胸によぎった。

そして卒業後、大切な初出社の日。
家を出る前、父に大切な話があると呼び出される。
入った部屋の中には、父と母、それに会社の専務と冴木の姿。
どうやら話というのは、会社に関わることらしい・・・。
そこで、冴木を副社長に任命し、実質的に片腕として来月から本格的に社長の実務を執らせると父は言い出して・・・。

冷たくすることしかできない柊一と憎みあうことしか出来ないと分かっている冴木が、見てて切なくなってきます。
普段そんな素振りを冴木が見せないだけに、余計切なくなるんですよ！！
そして、気になるキャストはこちらになっております。

倉橋柊一・・・・櫻井孝宏
冴木鷹成・・・・森川智之
山脇滋・・・・成田剣
倉橋桔梗・・・・結城比呂

是非、小説でそしてドラマCDで、切ない気分を味わってください。