まんだらけ宇都宮店トッキュー？ - まんだらけトピックス

事故や災害に苦しむ市民をある時には街で、そしてある時には海や山で命を懸けて救ってくれるレスキュー隊。
最近でも『め組の大吾』や『海猿』の映画・ドラマ化、そして少年マガジンにて連載中の『トッキュー!!』の人気ぶりを見れば、これらの作品の題材となっている人命救助というお仕事がいかに崇高で、人々に感動を与えられるものであるかが窺い知れます。

そんな“救助系”コミックのはしりとも言えるのがこの『東京レスキュー』。
新人救助隊員・消田防人（しょうだもりと）が災害現場や隊員仲間達との間で悩み、苦しみながら成長していく姿が描かれています。
新米が故に本質が分からず時に隊長命令を無視して突っ走ってしまったり、家には父親がおらず妹がいたりと『め組の大吾』と共通する部分も見られますが、おっちょこちょいながらもスーパーマンだった「大吾」に比べ防人はかなり現実的。

なにより本の表紙下部に書かれた“ヒューマンコミックス”（CC名物）が示すとおり、渦巻く人間ドラマがなんとも涙を誘います。うん、いい話だ。
実際にレスキュー隊に勤務されている方々や消防・レスキューファンからも人気が高いこのコミック、とにかく見つからない!!
今回はそんなコンプ難易度高しなこのタイトルをセットでご奉仕!!
はっきり言ってチャンスです!!

さらにさらに、レスキューに関連してもう一つご紹介。
『ROBOT Operation』（日経BP社）

当HPをご覧の方なら“ロボット”と聞けばまず「スパロボ」等のようなロボットを思い浮かべられるでしょう。
ところがぎっちょん、この本で紹介されているのは現実の世界で人様のお役に立っている「働くロボット」達の姿なのです。
工事現場や水中探査など、人間では成しえない部分で力を発揮してくれるお道具的なものから、事故・災害の現場での救助活動を円滑に進める手助けをしてくれるものまで、“ロボット”のあるべき姿と現代科学の粋がここに集められています。
しかもなんと、これらのロボ達が実際に動いてみせるDVDが付いています。
うぅ、これはちょっと見たいな！みたいな。
ここまで読んでな～んかまんだらけらしさを感じないな、と思われた方、ご安心下さい。
本編には押井守、大河原邦男、高橋良輔というアニメ界において名作ロボットを生み出したクリエイター達のインタビューが収められているし、付録DVDのナレーションは永井一郎（そうです、波平さんもしくは海平さんです！）という密やかなこだわりっぷりがアナタを飽きさせません。

どーですか、お客サンッ!!私も個人的に身体を張った男の仕事であるレスキュー隊には並々ならぬ憧れを抱いている一人としてどちらも大変興味深く、オススメの逸品です。

（担当野島）