1984年の5月に発売されたキットです。 当時本体だけでも10,000円を超えるのは当たり前なRC界において当時定価7,400円という価格は今まで手が届かなかった低年齢層の子供にとって画期的なニュースでした。 手ごろななマイティフロッグでさえ15,000円ほどの価格だったところに半分の価格設定でモーターまで付いてくるというお買い得感たっぷりのキットでした。 コストダウンのためにモーターはRS380Sと小型のものを採用、サスペンションもダンパーの無いスプリングだけのシンプルな作りでした。 一般的なモデルに採用されている540モーターと比べると非力ですがシンプルな作りなので軽量となり、まずまずな走行性能でした。 ダンパーが無いので名称の如くいつまでも跳ねてしまうバッタのような動きが今でも印象に残っています。 足回りも簡素で非力なモーターですが始めに触れたように手が届かなかった入門者が対象なのでどのみち上級モデル操る方とはご一緒出来ないのも明らか。 もっぱら単独での走行かホーネットとの2タイトルレースに用いられるので独特な走りはむしろ操縦性を試されるよい練習台だったのでしょう。 後に発売されたホーネットはグラスホッパーの改良型でしたが当然入門用に手に入れた子供たちには買い換えることは出来ず、モーターの換装やオイルダンパーの装着、ポリカのホーネットのボディーが取り付けられる事もありもっぱらホーネット仕様に改造したモデルが流行ったのが思い出されます。ただしモーターを540へ換装してからは走行時間が明らかに短くなってしまったのは予備バッテリーがいくつも持てない子供たちには大きな痛手でした。 といっても380モーターへ戻したものは周りにはいませんでしたが。 この思い出のグラスホッパーは大車輪にてお求め頂けます。気になる方はお早めにご来店ください。
(担当 奥主)
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